2022年も、ヒプマイの年だ!

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2022/06/15付のアルバムデイリーランキングが発表され、ヒプノシスマイクの『CROSS A LINE』が3.3万枚をを売り上げ、2作ぶりのオリコンデイリー1位スタートを決めた。

2022年もその強さは健在!ヒプマイ衝撃の初日3.3万!



昨年、全てのアルバムがオリコン1位獲得という伝説を残した『ヒプノシスマイク』。その幾多ある伝説の中で、特に鮮烈な印象を残したのがナンバリングアルバムだ。ナンバリングとしては3年ぶりの2ndアルバム『CROSS A LINE』が、3.3万枚とすさまじい勢いを見せ、オリコンデイリー1位スタートを決めたのだ。

今年、初日売り上げが3万枚を超えたキャラ名義は3組しかいない。特に男性キャラでは、ヒプマイ自らたたき出したFling Posseの2.5万が最高であり、3万を超えた作品はなかった。群雄割拠の男性キャラ名義でも、その強さはまさにけた違いなのである。

歴代最高記録『8万』の半分以下も大健闘!

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ところが、こんな桁違いの数字であっても、これまでヒプマイを追いかけてきた識者にとっては物足りない数字だ。それもそのはず、1stアルバム『Enter the Hypnosis Microphone』がたたき出した初日売上は8万枚。今作の2倍以上という異次元の数字だったからだ。もはや今後二度と更新されることはないであろう絶対不変のアンタッチャブルレコード。それと比べるとどうしても見劣りしてしまうのは当然である。

ただ、条件を見るとこの数字は決して低くないことが分かる。1stアルバムはライブチケットが付属していたからだ。さらに、2種類あった初回盤はタイプAがライブBD、タイプBがドラマCDと、それぞれ異なる内容となっていたのだ。ファン全員が2枚づつ買ったことで、あの異次元の数字になったのだ。



一方で今回は、初回盤が1種類に減少。チケットもついていないため、前回のように複数購入する理由はなくなった。つまり、今作が仮に前回と同じ条件であれば初日6.6万枚に相当することになり、決して見劣りするようなダウンではないのだ。

前述の初日3万をこえた3組のうち、ヒプマイ以外の2組はいずれも強力な売上施策が施され、Aqoursはライブチケットが付属、マクロスは、「初回盤2種類発売」というまさに1stアルバムと似たパターンだったのだ。一方で、ヒプマイはほぼ自力で3万を超えたことになり、絶対王者にふさわしい人気を証明する形となった。

オリコン週間1位の可能性なしも、3作ぶり5万越えへ!

ヒプノシスマイクのデイリー推移予測・前作比較

Anima 2.5万枚 3.2万枚 3.5万枚 3.8万枚 4.0万枚 4.1万枚 4.5万枚
CROSS 3.3万枚 4.1万枚 4.5万枚 4.7万枚 4.9万枚 5.1万枚 5.3万枚

一方、2作ぶりのオリコン1位の可能性は、昨日BTSが初日46万枚というとてつもないロケットスタートを決めたため、最初からその可能性はない。奇しくも、2020年に当時続いていたヒプマイのオリコン連続1位が止めたのもBTSのアルバムであり、今回と全く同じ状態となっていたのだ。

そのため、ヒプマイの目標は初動5万枚の大台に乗せられるかが争点となってくる。チケットのような粘る要素がない以上、2日目は大幅に売り上げを落とすことが予想される。3月のFling Posseは粘ることができず、5万に届く直前で無念の圏外となってしまっただけに、2作ぶりの5万枚に届かせることはできるだろうか。

うたプリ、ソロキャラソン史上初の3連覇へ!

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一方、シングルランキングでは、四ノ宮那月の「愛をボナペティ♪」が順当に1位スタートを決めた。ライバルに大きな差をつけるスタートで、自身にとっては第2期以来の週間1位獲得が、確実視されるスタートとなった。

このまま1位となれば、音也から3作連続でソロキャラソンが1位になるが、これはこれまでのうたプリでは一度も経験がない。史上初の3連覇となるか、そして4連覇へとつなげることはできるだろうか。

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