これが、2022年の代表。

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2022/06/28付の週間シングルランキングが発表され、Official髭男dismが圧倒的な週間1位を獲得した。

【シングル】ヒゲダン最強!他を寄せ付けないチャート制覇!



配信ランキングで圧倒的強さを見せたヒゲダンはCDでも強かった。シングルランキングでは、Official髭男dismの「ミックスナッツ」が4.4万枚を売り上げ、圧倒的な週間1位を獲得した。CDランキングでも、前作「Universe」に続く2作連続1位。圧倒的な強さを証明した。

中盤以降失速も、圧倒的初日で逃げ切る!

ヒゲダンのシングルデイリー推移予測・前作比較

ユニバ 2.0万枚 2.8万枚 3.1万枚 3.3万枚 3.4万枚 3.6万枚 3.7万枚 4.6万枚
ミックス 0.1万枚 2.1万枚 2.6万枚 2.8万枚 2.9万枚 3.2万枚 3.5万枚 4.4万枚


一方、初動売上そのものは、前作からわずかに下がった。ただこれは、すでに配信でCD7万枚相当の莫大な売り上げを積み上げていたことが大きく、あえてCD版を買いなおしたことを考えれば問題はないだろう。その証拠に、累計そのものは前作を大幅に上回るものとなっている。

そして推移そのものは、前作よりはるかに良いものだった。前作は序盤の貯金を生かし粘り切る売れ方だったが、今回は2日目以降も粘りを見せた。目指すはAimerが控える年間1位の座。その道のりはまだ長いが、決してたどり着けないものではないだろう。

【DLシングル】ヒゲダン3冠に『待った』!B'zが大逆転1位!

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CD・合算ランキングを制したヒゲダンが、配信でも1位返り咲きか、と思われた今週。ところが、最後の最後の大どんでん返しが待っていた。デジタルシングルランキングを制したのは、なんとB'zの「SLEEPLESS」。1.5万DLを売り上げ、初のオリコン週間1位を飾った。

金曜配信とわずか3日間の短い集計期間で、CD発売効果もあり売り上げを大きく上げてきたヒゲダンを振り切った。もし仮に放送に合わせて土曜発売であれば、追いつけなかったほどの僅差。大接戦を制し、ヒゲダンのチャート完全制覇を阻止したのだ。

【アルバム】新時代の声優ユニット!harmoeが初の頂点に!

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アルバムランキングでは、harmoeの『It's a small world』が0.6万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得した。これまでも安定した成績で人気を博していたが、首位争いに絡んだ経験はなかった。初の首位チャンスをものにし、初の頂点へと上り詰めた。

売り上げこそラッキー的側面はおおきいものの、初めての1位という事実は非常に大きい。ここ最近は新たに誕生した声優ユニットたちが頭角を現しており、声優ユニットも世代交代が一気に進んでいく形となっていきそうだ。

【今週のラブライブ!】ニジガク惜敗の2位も、王者ヒゲダン相手に大健闘!

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掛け値なしに、今年最強の週間2位となった。運悪くヒゲダンとぶつかり、2期関連CDでは初めて週間1位を逃した虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「Eutopia/EMOTION/stars we chase」。だがその売り上げはなんと3.1万枚。ライブチケット効果で高騰したOP・EDすら超え、今季最高初動となったのだ。

デイリーでもその実力は存分に発揮した。最も得意とする土曜デイリーでは、なんとヒゲダンを破りオリコンデイリー1位を奪取。配信ランキングでもオリコンTOP3独占と、週間2位とは思えないすさまじい成績を連続。出す週だけが悪かった、文句なしの売り上げとなった。

来週の注目新譜はAqours!

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2022/07/05付のシングルランキングで首位を狙うのは、Aqoursの「ユメ+ミライ=無限大」だ。毎年恒例となったAqours CLUB CDだが、3年ぶりに発売と同時にイベントチケットが設定され、チケット効果がなく売り上げが落ち込んでいたここ2年からは伸びることが期待される。

だが、そんなAqoursの前に立ちふさがるのが、うたプリのエース・トキヤ。3年前のベストアルバムでも一人だけ4万を超える圧倒的人気により、Aqoursと言えど勝利は困難を極める。さらにトキヤは水曜発売と1日集計期間が多く状況は圧倒的不利。お互い、CDのみで決まる完全ガチンコ勝負。はたして、勝利の女神がほほ笑むのは、どちらになるのだろうか。

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