これが、最強!

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2022/08/02付の週間シングルランキングが発表され、ナナニジが6作連続で週間1位を獲得した。

【シングル】新戦力でパワーアップ!ナナニジが週間制覇!



まさに、鬼に金棒だ。シングルランキングでは、22/7の「曇り空の向こうは晴れている」が5.9万枚を売り上げ週間1位を獲得した。これで6作連続週間1位。あまりにも莫大な初動により、週間での対抗馬などいない圧倒的な無敵状態となった。

もちろん、年間ランキングにおいてもいきなり暫定2位に浮上。上にいるのはAqoursだけとなった。その差はわずかに0.7万枚と、来週以降の売り上げ次第で、2年連続のキャラ名義年間1位も十分に狙える位置だ。CDが売れない現代だからこそ、秋元イズムの威力はより際立っているのだ。

人気メンバー卒業の穴、新人たちが埋めることはできるのか?

22/7のデイリー推移予測・前作比較

覚醒 4.8万枚 5.1万枚 5.6万枚 5.7万枚 5.8万枚 5.9万枚 5.9万枚 6.0万枚
曇り空 発売前 4.9万枚 5.5万枚 5.7万枚 5.8万枚 5.8万枚 5.9万枚 5.9万枚

14人体制となった今回だが、結果的に売り上げはわずかに下がる形となった。やはり卒業した人気メンバーたちが抜けた穴は大きく、人数を増やしてもそれをカバーするのがやっと。まだまだ知名度や人気が発展途上の新人たちでは、1人当たりの売り上げがどうしても低くなってしまうのだ。

秋元アイドルは、人数がものを言う事はAKB48でも実証されており、単純に既存メンバーが卒業せず14人に増えている状況ならすさまじい売り上げとなっていただろう。ただ、そうはいかないのがアイドルの現実。新たに加わった新人たちが、偉大なる先輩たちと同じだけの売り上げを出せるようになるかが、今後の成長にかかわってくるだろう。

【DLシングル】ジャンプアニメ時代に待った!OxTが風穴空ける1位!

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配信ランキングは、完全にジャンプアニメの独壇場だ。バンプがコナンタイアップで1週だけ1位を取った週を除けば、全ての週でジャンプアニメ主題歌が1位となっているからだ。だが、そのジャンプアニメ時代に待ったをかけたのが、OxTの「HOLLOW HUNGER」。1.0万DLを売り上げ、コナン・ジャンプアニメ以外で今年初の週間1位を成し遂げた。

『オーバーロード』は、なろうアニメの特徴と言える「CDを知らない世代」からの圧倒的な支持を得ている作品だ。1期から3期もすべて配信で絶大な成果を上げ、今回の4期も週間1位という最高の結果を呼び込んだ。OxTの週間1位獲得は、自身最大のヒット曲である「UNION」以来4年ぶりの快挙。OxTに限らず、アニソン歌手としても1位はなんと10ヶ月ぶり。それだけ長い間、ジャンプアニメに1位を独占され続けていたことがうかがい知れる結果だ。

奇跡のタイミング!なろうアニメの王者が奇跡起こした!

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だが、その快挙は、奇跡的に絶妙なタイミングに恵まれたのも大きかった。それは、今週2位になったAdoの圧倒的動きを見れば明らかだろう。来週の映画公開を控え、ワンピースは映画の宣伝をバンバン打っており、そのたびにAdoは売り上げを伸ばした。特に公開1週間となる今週末の宣伝攻勢はすさまじいものであり、その結果、土日だけで売り上げ前代の過半数を稼いでいた。正直、OxTの配信が金曜配信などで遅れていれば、負けていた可能性もゼロではなかっただろう。

来週は映画が公開され、映画公開効果により再びAdoが週間1位に返り咲くことは間違いないだろう。過去のヒット作の推移を見れば、この夏休みの間は全ての週でAdoが1位に居座るのは容易に予測がつく。スパイファミリーの放送終了とワンピースの映画公開のわずかな隙間を狙い撃ちした、OxTの戦略勝ちともいえる快挙だったのだ。

【アルバム】ネットのバズりを力に変えた!パリピ孔明大逆転1位!

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アルバムランキングでは、パリピ孔明の『MEGAMORI!!』が0.9万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得した。この春、中国の偉人に現代のパリピ音楽を合わせるという奇抜すぎる設定で、すさまじいムーブメントを生み出した『パリピ孔明』。その集大成となるアルバムで、最高の結果を残したのだ。

今回収録されたのは、もう一人の主人公であるEIKOらをはじめとした劇中での楽曲。特にリード曲の「Be Crazy For Me」は、キャラ名義としては異例ともいえる動画サイトで800万再生ととてつもない大バズりを見せていた。その勢いが、今回の1位をもたらしたのだ。

CDでは2位も、勝負を決めた配信力

今週のアルバム上位

歌手CD配信
売上
合算
売上順位売上順位
AL パリピ孔明 0.66万枚 2位 0.22万DL 0.88万枚 1位
AL 麻倉もも 0.81万枚 1位 0.02万DL 0.83万枚 2位

実は、パリピ孔明はCDアルバムランキングでは1位ではない。後述の通り1位はデイリーパーフェクトとなった麻倉ももであり、デイリー1位すら取れていなかったのだ。それにもかかわらず、麻倉を逆転しての週間1位になれた理由は、『配信売上』がカギとなっている。

なんとその売り上げは0.2万DL。ネットでのバズりがそのままデジタルアルバムへの売り上げとして現れ、CDでついていた2000近い差を一瞬で埋め、完全にひっくり返ったのだ。現在のランキングがいかに配信が重要であるかを物語る結果と言えるだろう。

配信の差で合算1位ならずも、CDでは麻倉ももが週間連覇!

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一方、CDアルバムランキングでは、麻倉ももの『Apiacere』が0.8万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。今週はライバルが数多く集結し、初日は大接戦が予想されたが、2日目以降は首位を堅守。合算では配信の差でひっくり返されたとはいえ、CDではパーフェクトと言っていい結果となった。

群雄割拠の女性声優たちの中でも、別格な人気を誇るTrySailの人気の高さが光る結果となった。ライバルたちは初日こそ僅差だったが、粘り切れず落ちていき、最終的には旧譜が麻倉の下に来る状況に。最後まで落ちなかったその粘りこそ、本当の強さといえるだろう。

【今週のラブライブ!】虹ヶ咲初の3作品同時リリースで見えた「チケットの光と闇」

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前代未聞のCD・音楽BD・アニメBDの3枚同時リリースとなった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。だが、「Future Parade」の売り上げは振るわず、CDではまさかの0.9万枚と過去ワーストの初動となってしまった。合算では配信分が加わり1.1万まで伸ばしたもの、CDの低さが最後まで尾を引き、ナナニジはおろか2位のうたプリにすら届かずまさかの3位。高額作品の同時リリースの負担はあまりにも大きく、そのしわ寄せがCDに行ってしまったのだ。

これがチケット依存の代償なのだろうか。虹ヶ咲に限らず、最近のラブライブはチケットがついていない作品の売り上げは極端に低くなっている。3作品同時展開も相まってあまりにもリリース数が多くなった分、資金が無限ではないファンは取捨選択を迫られる。そうなれば、必然的にライブに直結するチケット付属CDを優先することになり、チケットがない通常CDは二の次になってしまうのだ。

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CDが売れなくなった現代。その中で生き残るには何らかの売上施策を打つしかない現状で、ラブライブが選んだ施策はチケットCD。確かにその功罪は大きいが、そうではないCDは実質的に見捨てられ始めてしまっている苦しい現状もある。かといって、全てのCDにライブチケを付けることはできない。第5世代はVTuberに進出すると噂されるラブライブだが、これからどうなっていくのだろうか。

来週の注目新譜はLiella!

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2022/08/09付のシングルランキングで首位を狙うのは、Liella!の「WE WILL!!」だ。前回は無観客に終わったリリースイベントが、今回は有観客で開催される。そのチケット確保は困難を極めるため、売り上げは昨年の1期OPとは比べ物にならないレベルとなりそうだ。はたして、どれだけの売上となるか。デイリーに注目だ。

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