2022年度の頂点に!

21011201

2022年度の年間アニソンデジタルシングルランキングが発表され、Aimerがアニソン2年ぶりとなるオリコン年間の頂点を掴んだ。

LiSAに続いた!Aimerがオリコン完全制覇!



2022年度の年間アニソンデジタルシングルランキングが発表され、Aimerの「残響散歌」が40.8万DLを売り上げ、自身初の年間1位を獲得した。それどころか、なんとオリコンでも年間1位。LiSAが衝撃的なオリコン年間1・2位独占を果たした『鬼滅の刃』が、再び邦楽の頂点へと返り咲いた。

2022年は『ジャンプイヤー』!ジャンプアニメがオリコン年間TOP5独占!

2022年度オリコンデジタルシングル年間TOP10

タイトル アーティスト 年間売上
1 残響散歌 Aimer 40.8万DL
2 ミックスナッツ Official髭男dism 30.4万DL
3 新時代 Ado 30.0万DL
4 KICK BACK 米津玄師 20.5万DL
5 逆夢 King Gnu 20.2万DL
6 Subtitle Official髭男dism 19.8万DL
7 祝福 YOASOBI 19.1万DL
8 一途 King Gnu 18.2万DL
9 M八七 米津玄師 17.7万DL
4 カメレオン King Gnu 17.3万DL

今年の音楽シーンは、アニソン一色となった。なんと、オリコン年間ランキングでは、Aimerを筆頭に1位から5位までのTOP5全てをアニソンが独占。そしてそのすべてが、『ジャンプ』で連載された漫画のアニメ化作品で占められるという、前代未聞の独占となった。『鬼滅の刃』から始まった令和のジャンプアニメ黄金時代は、今年ついに絶頂を迎えたのだ。

アニソンのTOP5独占は歴史上類を見ない快挙。ヒットシーンがストリーミングに移り、一般アーティストの配信は伸びなくなったとはいえ、ここまで独占するのはそう並大抵のことではない。『鬼滅の刃』だけが売れていた3年前とは完全に異なり、次々とヒット作が生まれた結果、このよう大快挙へとつながったのだ。

『年跨ぎ』はデメリットではない!1年間丸ごと使って年間制す!

oni21

Aimerは言うまでもなく今年を代表するヒット曲として扱われているのが、リリースは今年ではない。なんと、わずか1週間だけ『去年』の年間ランキングに含まれていたのである。2021年度の全配信最高初動とたたき出した9万DL分の売り上げは、今年のランキングには含まれていないのだ。

累計では、この年間ランキングの集計最終週で狙ったかのように50万DLの大台に乗った。だが、年間では40万DLと、実に5分の1が抜け落ちた状態。それでも年間を制したのだ。CDランキングであれば、このような年間の分断は致命的なデメリットとなるのだが、配信は違う。奇しくも、2年前にオリコンの頂点に立ったLiSAの「紅蓮華」も、発売から2年目での年間1位だった。長く売れる配信だからこそ、1年間丸ごと使えるのは大きなメリットとなっているのだ。

【キャラ名義部門】これぞ『新時代』!ウタが年間上位独占!

22060807

キャラ名義部門では、ウタの「新時代」が30万DLを売り上げ、初の年間1位を掴んだ。2021年度のオリコン年間2位となった令和の新歌姫Adoがその歌唱を代行し、歴史的ヒットを生み出した。一般アーティストがいわゆる『中の人』となって歌い年間を制したのは、昨年のBelleに続いて2年連続となった。

それだけでない。残る6曲のタイアップ曲も「私は最強」を筆頭に軒並み上位入りし、キャラ名義ではなんと年間TOP6を独占した。「世界のつづき」だけは結束バンドに敗れ全楽曲によるTOP7独占には惜しくも届かなかったが、それでも規格外の力を見せつけた。一般アーティストが中の人になるキャラ名義というヒットの図式は、来年以降も続いていきそうだ。

2022年度アニソン年間デジタルシングルTOP10一覧!

タイトル アーティスト 年間売上
1 残響散歌 Aimer 40.8万DL
2 ミックスナッツ Official髭男dism 30.4万DL
3 新時代 Ado 30.0万DL
4 KICK BACK 米津玄師 20.5万DL
5 逆夢 King Gnu 20.2万DL
6 祝福 YOASOBI 19.1万DL
7 一途 King Gnu 18.2万DL
8 朝が来る Aimer 12.7万DL
9 喜劇 星野源 12.2万DL
10 SOUVENIR BUMP OF CHICKEN 11.6万DL


関連記事