令和時代の象徴、絶対王者降誕!

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2019/10/31付のアルバムデイリーランキングでは、どついたれ本舗の「あゝオオサカdreamin'night」が2.2万枚をを売り上げ2日連続で1位をキープ。さらにデジタルシングルランキングでも1.1万DLでダブル1位を果たした。

一方で、Aqoursの「KOKORO Magic “A to Z”」は0.5万枚を売り上げ2日連続1位となったが・・・。

絶対王者ヒプマイ!衝撃の初日3.9万枚

ヒプノシスマイクのデイリー推移予測・前作比較

1st 8.0万枚 10万枚 12万枚 13万枚 14万枚 15万枚 15.1万枚
大阪 3.9万枚 6.1万枚 7.2万枚 8.1万枚 8.7万枚 9.4万枚 9.7万枚

全く衰える気配のない大ブームの力は絶大だった。2日目も2.2万枚と予想を超える驚異的な粘りを見せ、あっさりと6万枚を突破した。このハイペースにより、なんと初動10万枚に到達する可能性が出てきた。

配信でも余裕の1位で2チャート制覇!




さらに、今日のランキングでは配信の売り上げも到着し、その数字はなんと1.1万DL。単曲はシングルランキング扱いとなるため、デジタルシングルランキングとアルバムランキングでダブル1位を達成した。

CDには5thドームライブのチケット応募券がついており、チケット目当てでCDに売り上げが集中しやすい状況だったのだが、チケットと関係ない配信でもここまで売れたのだ。このことから、ライブには興味ないが、ヒプノシスマイクには興味のあるライトファンが、配信だけを買っていることが間違いない状況となった。

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さらに、2位にはソロ曲の白膠木簓「Tragic Transistor」がランクイン。配信ランキングで大阪ディビジョンが1・2位独占となった。他の2人とは明らかに売り上げが開いている状態であり、これは関西の大物ラッパーとして名を知られる、HIDADDYが楽曲提供したことが理由だろう。現実のヒップホップ界の人気が、ヒプノシスマイクを通じてアニソンファンにもダイレクトに届いているのだ。

初動10万越えペース、史上初の大快挙へ!

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このすさまじい勢いにより、明日以降の推移次第で初動10万枚に到達する可能性が出てきた。現在の予測では10万枚にはわずかに届かない予測となっているが、予想以上の粘りとなれば10万の可能性が高くなる。もし仮に今回10万枚到達となれば、キャラ名義では放課後ティータイム以来、なんと9年ぶりの大快挙となる。前作の1stアルバムはV.A.扱いでありキャラ名義ではないため、男性キャラとしても史上初の快挙だ。

この想像を超える人気で、1枚だけで十分だろうと楽観視していたファンに動揺が走った。チケット争奪戦はすさまじい大混戦が必至となり、絶対にライブに行きたいファンによるさらなる追加購入も出てきそうだ。はたして、どこまで伸びるのだろうか?

Aqoursまさか・・・鬼門ゲータイで前作から半減ペースに

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Aqoursのデイリー推移予測・前作比較

未体験 1.8万枚 3.1万枚 3.6万枚 3.9万枚 4.2万枚 4.5万枚 4.6万枚
A to Z 1.0万枚 1.7万枚 2.0万枚 2.1万枚 2.3万枚 2.5万枚 2.6万枚

目を疑う光景だった。これまで絶大な強さを誇ったAqoursの勢いは完全に影を潜め、前作の半分となるペースと、これまでのAqoursと比べると到底信じられない結果に。発売前から危惧されていた『ゲームシングルは半減してしまう』不安は、無残にも現実となってしまった。

最大の試練・・・想像以上だったゲータイの恐ろしさ


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『ゲームタイアップは売れない』――その定説は、残酷な形で我々の前に突き付けられた。トップクラスの人気を誇るAqours、『ラブライブ!』の力をもってしても、こうなってしまうのが現実なのだ。

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予兆はあった。偉大なる先輩μ'sも、ゲームタイアップで前作から半減してしまうという悔しい過去があったからだ。多くのファンが触れるアニメタイアップと違い、ゲームタイアップはゲームをプレイした人にしか効果がない。いくら無料で遊べるスマホゲームだとしても、実際にプレイしてくれないのなら意味がないのだ。

一方で同じゲームタイアップでも、スクフェスコラボシングルでは、一転して10万枚に匹敵するすさまじい成績を残している。CDについていたスクフェスのシリアルの効果が大きかったのだ。スクフェスのシリアルでは、このシリアルでしか手に入らない限定カードがもらえ、そのカード目当てに多くのファンがCDを購入したことが売り上げにつながった。

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今回のAqoursにもスクスタのシリアルこそついてはいるものの、貰えるのはカードではなく、なくても困らない記念品的なアクセサリー。カードであれば推しのキャラカードをコレクションする価値もあるのだが、これではシリアル目当てで買う人が少ないのは当然だろう。基本的にゲームタイアップは、強力なシリアルをつけるなどして、多くのファンが欲しい!と探求できる大きな力がないと売れないのだ。

最低初動回避へ、明日以降粘れるか




このままの低調推移が続いてしまうと、「Jump up HIGH!!」の初動2.5万枚を下回り、Aqoursのシングルの最低初動更新となってしまう可能性が高い。「Jump up HIGH!!」は日曜発売だったいう特殊な事情もあるため、もしこれより低いとなると、非常に厳しい結果となってしまう。

2位以下には大差をつけており、4作連続の週間1位こそは確定しているが、やはり最低初動は避けたいところだ。明日以降、上記の予測値を一度も下回らずに推移することが最低初動回避の絶対条件となった。

決意の千歌

はたして、Aqoursはこの大ピンチを乗り越えることはできるのだろうか。これまでも絶望的な状況から奇跡を起こしてきたAqoursなら、乗り越えてくれると信じたい。

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