世はまさに、大アニソン時代!

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2019/11/29付のアルバムデイリーランキングでは、Bad Ass Templeの「Bad Ass Temple Funky Sounds」が1.1万枚を売り上げて3日連続でオリコン1位をキープ。さらに、2位にフランシュシュ、3位RADWIMPSがランクインし、アニソンがオリコンデイリーTOP3を独占した。

さらにデジタルシングルランキングでも、帝国華撃団の「檄!帝国華撃団 新章」が0.5万DLを売り上げて2日連続で1位をキープした。

最強のアニソンたちがオリコンTOP3独占!

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アニソンにとって、これ以上の名誉はないだろう。アルバムデイリーランキングでは、Bad Ass Templeの「Bad Ass Temple Funky Sounds」がオリコンデイリー1位を3日連続でキープしていたが、なんと2位にフランシュシュ、3位RADWIMPSがランクインした。これにより、アニソンがオリコンデイリーTOP3を独占する大快挙となった。まさに、アニソンが音楽界を完全制圧した瞬間である。

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オリコンデイリーTOP3独占は、それだけアニソンが強い週でしか成しえない。過去にデイリーTOP3独占を果たした週は、2017/9/21付で1位がTRIGGER、2位がSawanoHiroyuki[nZk]、3位がアイドルマスターミリオンライブでTOP3を独占して以来、2年2か月ぶりの大快挙となった。

ゾンサガも予想以上の大ヒット!

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昨日までの2日間は、オリコンデイリー1位にヒプノシスマイク、3位にRADWIMPSがランクインしていたが、2位だけはアニソンではない状態だった。そんな中で、2日連続でオリコンデイリー4位だったフランシュシュが3日目にして2位に浮上。今回のTOP3独占を完成させた立役者となった。

アイマス、ラブライブがファン層を独占している状況が長く続き、新規のヒットは極めて難しいとされた女性アイドルアニメ。そこへ飛び込んだゾンサガは、そのジンクスを覆す大ヒットとなった。売上予測値は2万枚を突破したとみられ、1年たってもその人気は健在だ。アイマス、ラブライブの2強体制だった女性アイドルアニメ界が、大きく変化したといえるだろう。

ヒプマイ、初動10万越えへ絶好調!

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ヒプノシスマイクのデイリー推移予測・前作比較

大阪 3.9万枚 6.1万枚 7.2万枚 7.8万枚 8.4万枚 8.8万枚 9.8万枚
名古屋 4.6万枚 6.8万枚 7.9万枚 8.6万枚 9.2万枚 9.6万枚 10.4万枚

オリコン首位を独走するヒプマイを止められるものはもういない。2日目はわずかにどついたれ本舗を下回るペースとなっていたが、3日目はわずかに上回るという真逆の結果に。この2日間のずれは集計誤差に収まる範囲であり、2日目以降はほぼ大阪と全く同じペースを刻んているのは間違いなさそうだ。

予測通りの推移で進めば、CDだけで9.6万前後の売上となる。デジタルアルバムでの加算を加えれば、初動10万突破はもう間違いないといえるだろう。

サクラ大戦、オリコン1位獲得が濃厚に!

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一方で、帝国華撃団の「檄!帝国華撃団 新章」も非常に好調だ。新譜の三代目 J SOUL BROTHERSに首位を明け渡したが、それでも0.5万DLと1位との差はごくわずかのものにとどめた。2日間だけで2万DLを超える猛烈なペースとなっており、このまま逃げ切る可能性は高そうだ。

『Mステ』主演組の猛追を振り切れるか?



オリコン週間1位獲得の可能性は高いとはいえ、まだまだ油断は禁物だ。デイリー1位を明け渡した三代目 J SOUL BROTHERSはこの後21時から、『ミュージックステーション』に出演するのだ。披露する曲はもちろん1位を獲得した新曲「冬空」。『ミュージックステーション』はその注目度の高さから、実際に披露された曲のみならず、特集コーナーで紹介されるだけでデジタルランキングに多大な影響を与える。そのため、明日以降のデイリーでは、Mステ出演効果により粘りを見せることが確実となっている。



さらに、Mステ出演効果を受ける新曲は三代目だけではない。本日配信限定でリリースされたPerfumeの新曲「再生」も、『ミュージックステーション』で披露される予定となっている。放送直前の20時の時点でiTunesでは帝国華撃団のすぐ真下の2位につけており、放送されれば1位に躍り出る可能性は極めて高い状況だ。

現在、2位とは1万DL以上のリードを保っていると思われる帝国華撃団ではあるが、残り2日間、他のアーティストたちの反撃ラッシュを耐える戦いが始まる。リードを最後まで保ち、週間1位を獲得することはできるだろうか?

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