令和時代、それはヒプノシスマイク時代!

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2019年度の年間アニソンアルバムランキングが発表され、ヒプノシスマイクが昨年に引き続き今年も年間1位を獲得。同一作品による2年連続の年間1位は、アルバムランキングでは史上初の快挙となった。

絶対王者ヒプマイ!今年もアルバムランキング制圧!



2019年度の年間アニソンアルバムランキングが発表され、ヒプノシスマイクの『Enter the Hypnosis Microphone』が20.3万枚を売り上げ、年間1位の座をつかみ取った。昨年も『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』で年間1位を獲得していたため、ヒプノシスマイクが2年連続で年間1位となった。

衝撃の売り上げ20万枚!歴史を変えた『入門アルバム』

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ヒプノシスマイクの1stアルバム『Enter the Hypnosis Microphone』――その最初のデイリー売上が発表された4月24日、アニメファンは誰もが目を疑った。その売り上げはなんと8万枚。たった1日で8万という信じられない枚数を叩きだしたのだ。もちろん、この記録は、アニソンしては永遠に刻まれるであろう歴代最高の枚数となっている。

『Enter the Hypnosis Microphone』は、その名の通りヒプノシスマイクにハマった新規ファンの『入門用』として製作されたアルバムである。主要な楽曲を網羅できるだけでなく、ライブBDも付属しているため、まさにファンになったばかりの人がまず最初に買うべきアルバムとなっていた。

そのため、ファンが増えれば触れるほど売り上げは伸び続け、発売後一度も圏外に落ちることなくランクインし続けた。積りに積もったその売り上げは実に20万枚。キャラ名義のアルバムが20万枚を突破するのは、2011年年間最終週に20万枚を突破した、放課後ティータイムの『放課後ティータイムII』以来、実に8年ぶりの快挙となった。

TOP5中に4曲ランクイン!規格外の人気で他を圧倒

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ヒプノシスマイクの快進撃はそれだけにとどまらなかった。なんと、どついたれ本舗の『あゝオオサカdreamin'night』が13.9万枚で年間3位、Bad Ass Templeの『Bad Ass Temple Funky Sounds』が12.4万枚で年間4位、麻天狼の『The Champion』が9.5万枚で年間5位にランクイン。なんと、年間TOP5のうち、2位以外が全てヒプノシスマイクで独占。当然、キャラ名義アルバムは去年を上回る年間TOP4独占となった。

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この秋デビューを果たしたばかりのどついたれ本舗、Bad Ass Templeがどちらも10万枚越えでいきなり年間TOP5にランクインするというすさまじい快挙となった。これらのCDには、来年に開催されるドームライブのチケットが封入されており、多くのファンがチケットを求めて購入したことが効いたが、チケットが関係ないデジタルアルバムも1万枚を越えている。CDが売れたのは決してチケットだけの力ではないのだ。

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そのことを証明するのが、第5位の『The Champion』だ。このCDは他の3作と異なり、チケット、投票券といった売り上げ施策は一切行っていない。にも関わらず、その売り上げは10万枚に迫る規格外の売り上げとなった。CD不況はますます深刻となり、売り上げ施策がない作品は売れなくなってしまった2019年。事実、今年リリースされた全てのキャラ名義作品の中で、チケットをつけずに累計5万枚を越えた作品は、この作品以外にはAqoursの「未体験HORIZON」だけである。CD売上だけに限定するなら、5万枚を越えたのはなんと『The Champion』だけなのだ。

ドームライブ&アニメ化の2020年、3年連続1位も視野に!

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2018年末に日経トレンドが予測した『ヒプノシスマイクのヒット』。その予測は見事に的中する形となった。もはやキャラ名義は、ヒプノシスマイクの完全一強体制といっても過言ではないだろう。

その勢いは、2020年も止まる気配はない。来年はアニメ化、そしてドームライブが控えている。アニメ放送により、今年は配信以外で新作がなかったシングルランキングでも、上位進出の可能性が高くなっている。そしてアルバムランキングではもはや敵なしであり、早くも3年連続の頂点が見えてきている。

【デジタル部門】RADWIMPSが得意のデジタルアルバムで年間1位!

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デジタルアルバム部門では、RADWIMPSの『天気の子』が5.0万DLを売り上げ、2017年の『君の名は。』以来となる、2年ぶりの年間1位に返り咲いた。

総合部門では、ヒプノシスマイクの勢いを止めることはできず年間2位。『君の名は。』以来2回目の年間1位獲得を逃したが、それでもデジタルアルバムでは強かった。圧倒的なライト人気を誇るRADは、デジタルアルバムでは一度も負けなしとまさに無敵状態。デジタル時代に順応した一般歌手は非常に強いのだ。

【声優部門】絶対女王不在の中、男性声優のエースが年間制覇!

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水樹奈々が出すか出さないかで動向が決まってしまう声優部門。今回の水樹のアルバムは、2019年度終了の翌週である12月11日のリリースとなったため、水樹奈々が不在の中年間1位を決めることになった。その王座を射止めたのは、斉藤壮馬の『quantum stranger』。3.1万枚を売り上げて年間1位を獲得。1stアルバムでの年間1位獲得は、史上初の快挙となった。

若手男性声優では桁違いの人気を誇る斉藤壮馬が、文句なしの男性声優のエースとなった。長らく宮野真守が王座を守りづけていた男性声優のパワーバランスは、この結果により一気に世代交代が進み、勢力図が一気に塗り替わった。来年以降も若手男性声優たちが、大きなうねりを生み出すことは間違いないだろう。

2019年度アニソン年間アルバムTOP10一覧!

タイトル アーティスト 年間売上
1 Enter the Hypnosis Microphone ヒプノシスマイク 20.3万枚
2 天気の子 RADWIMPS 17.9万枚
3 あゝオオサカdreamin'night どついたれ本舗 13.9万枚
4 Bad Ass Temple Funky Sounds Bad Ass Temple 12.4万枚
5 The Champion 麻天狼 9.5万枚
6 GUNDAM SONGS COVERS 森口博子 6.5万枚
7 天気の子 complete RADWIMPS 5.9万枚
8 プロメア オリジナルサウンドトラック 澤野弘之 5.0万枚
9 ガールズバンドパーティ!
カバーコレクション Vol.2
BanG Dream! 4.9万枚
10 Target is you! 一ノ瀬トキヤ 3.9万枚


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