アニソン、それは、希望!

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2020/05/19付の週間デジタルシングルランキングが発表され、 millennium paradeがオリコン週間1位を獲得した。

【シングル】シリーズ初の大快挙!攻殻がオリコンの頂点に!



コロナで壊滅状態のオリコンCDランキングで、またしてもアニソンが頂点に立った。millennium paradeの「Fly with me」が0.8万枚を売り上げ、初のオリコン週間1位を獲得した。『攻殻機動隊』シリーズの主題歌がオリコンを制するのは、生誕30年目にして史上初の快挙となった。

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『攻殻機動隊』シリーズは、映像作品としては非常に評価が高く、多くのヒット作を生み出してきていたが、それとは裏腹に主題歌はあまり売れておらず、オリコン上位とは全くの無縁だった。これまでは、坂本真綾が担当した「あなたを保つもの/まだうごく」がオリコン週間18位にランクインしたのが最高記録。初のTOP10入りはおろか、それをはるかに飛び越えて一気に頂点にまで上り詰めてしまったのである。

今回の快挙は別記事でまとめてある。その軌跡はそちらでご覧いただきたい。



【デジタルシングル】LiSA、来週にも85万到達が確実に!

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無敵の絶対女王はもう止められない。ゴールデンウィークが終わっても全く勢いは落ちず、1.5万DLを売り上げて6週連続で週間1位を獲得した。累計も84万ダウンロードに達し、来週での85万到達が確実となった。

『原作完結』効果で来週は売り上げアップか?


今週、今後の「紅蓮華」の勢いに大きく影響しかねない大トピックがもたらされた。『鬼滅の刃』の原作が、遂に完結を迎えたからだ。最終回の報を受け、日本中ですさまじい反響を呼んでおり、それが売り上げに反映される可能性が高そうだ。はたして、どれぐらいの売り上げとなって現れるか。状況次第では、オリコン週間1位返り咲きすらあり得るかもしれない。

【アルバム】家入が二転三転の超接戦制す、勝利の決め手は『配信』

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アルバムランキングでは、家入レオの『Answer』が0.6万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得した。家入レオは、これまで一度も週間1位を獲得した経験がなく、今回がシングル・アルバム通じて初のアニメランキング制覇となった。

ただ、CDアルバムランキングの週間1位は家入レオではなく、諏訪ななかだった。初日でロケットスタートを決めるも2日目以降は大苦戦。初日のリードも最後の最後でなくなってしまい、逆転されCDでは2位に終わっていたのだ。

今週のアルバム上位

歌手CD配信
売上
合算
売上順位売上順位
AL 家入レオ 0.51万枚 2位 0.07万DL 0.58万枚 1位
AL 諏訪ななか 0.54万枚 1位 - 0.54万枚 2位

だが、家入レオは元から配信の強さでのし上がってきた歌手だ。CDでは負けたとはいえ差が僅差だったため、得意のデジタルアルバムでその差を一瞬で埋め、再び逆転することに成功した。これが、現在の新時代のランキングの特徴だ。いくらCDが売れても、それだけでは勝てない世界なのだ。

【今週のラブライブ!】コロナに翻弄された諏訪ななか、ほろ苦いデビュー

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上記の通り、その大逆転劇で涙をのんだのは、よりにもよって諏訪ななかだった。諏訪ななかにとって待望のデビューアルバムとなる『So Sweet Dolce』は、CDアルバムランキングではなんとか週間1位をつかみ取ったが、配信の差で逆転され、合算では週間1位デビューとはならなかった。

本来なら、4月15日にリリースされ、華々しくデビューしたはずの諏訪ななか。だが、その夢は、コロナショックにより滅茶苦茶に破壊されてしまった。発売直前に1ヶ月の発売延期を余儀なくされ、予定されていたリリースイベントはすべて中止に追い込まれた。それにより本来の実力を全く発揮することができず、その売り上げは0.5万枚。華々しい圧倒的な売上でデビューを飾ってきたAqours声優の中では、ダントツで低いスタートとなってしまった。

Aqours声優・ソロデビュー作の初動売上・順位

メンバーデビュー日売り上げ順位
1 逢田梨香子 2019/06/18 1.5万枚 1位
2 斉藤朱夏 2019/08/14 1.4万枚 1位
3 鈴木愛奈 2020/01/22 1.3万枚 1位
4 小林愛香 2020/02/26 1.3万枚 3位
5 諏訪ななか 2020/04/15 0.5万枚 2位


これまでの4人は、いずれも1.3万枚を超えるというすさまじい成績で、Aqours声優のけた違いの人気を見せつけてきた。だが、そんなAqours声優と言えど、コロナショックによる悪夢の前には全くの無力だった。若手声優ではトップクラスの人気を誇るAqours声優でさえ、イベントを封じられてしまえばCDをヒットさせることは不可能なのである。



さらに結果論ではあるが、デジタルアルバムだけが予定通りにリリースされ、先行配信になってしまったことが大きく裏目に出てしまった。デジタルアルバムの売り上げはなんと今週の家入レオより、わずかに高い売り上げとなっていたことから、配信も延期されCDと同時リリースされていれば合算でも勝てていた可能性はあった。そもそも、CDも予定通り4月15日にリリースしていれば、週間1位を取れていたはずなのだ。コロナによる延期で仕方なかったとはいえ、先週は史上最低の3ケタ枚数での1位だっただけに、運が悪かったとしか言いようがない。

来週の注目新譜はお休みです。

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2020/05/25付のランキングは、コロナショックの被害が最もピークに達する酷すぎる週となってしまっている。なんと、週間1位を取れる可能性のある新譜は全くと言っていいほどなく、年末年始に匹敵する大凶作となってしまっている。

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本来なら今週は、今年最大の盛り上がりを見せる週になるはずだった。5月20日にはAqoursの最新シングル「Fantastic Departure!」がリリースされる予定だったからだ。コロナショックにより全ての有力新譜が延期する前から、5月20日には強力なライバルがおらず、Aqoursが二度目のオリコン週間1位を獲得することが、確実視されていたのだ。

だが、コロナショックにより無期限の発売延期が決定。コロナが終息しなければ6thドームツアーの開催すら危うい中、いつ発売されるかはいまだに不透明だ。仮にコロナが終息し無事にリリースできたとしても、その週が再びライバル不在のラッキー週となる可能性は極めて低い。取れたはずのオリコン週間1位は幻となってしまったのである。

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