二度目の奇跡、なるか！

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2020/05/29付のアルバムデイリーランキングが発表され、『ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.4 』が2日連続でオリコン1位をキープした。アルバム初のオリコン週間1位へ一歩一歩着実に歩みを進めている。

バンドリ、明日にもオリコン週間1位浮上へ！

バンドリ・アルバムのデイリー推移予測・前作比較

火 水 木 金 土 日 週
Vol.3 0.8万枚 1.3万枚 1.5万枚 1.8万枚 2.0万枚 2.1万枚 2.1万枚
Vol.4 0.9万枚 1.5万枚 1.8万枚 2.0万枚 2.2万枚 2.4万枚 2.4万枚

圧倒的な粘りだった。木曜デイリーも前作を上回るペースとなり、2日連続でオリコンデイリー1位をキープした。このまま順調に積み重ねていけば、早ければ明日にも2万枚に到達する見込み。前作の初動を超え、オリコン1位へさらに歩みを進めた。

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今回の好調さの要因となっているのは、ボカロ曲を多数収録していることだろう。バンドリのファン、特に『ガールズバンドパーティ!』のプレイヤー層は若い学生に集中している。若い学生はボカロ曲に多く触れてきたボカロ世代であるため、10代のライトファンにとっては、下手なアニソンよりもボカロ曲の方がカバー需要があるようだ。

予想を超えるFFの粘りもようやく突破へ！

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一方、初の快挙となるオリコン1位への道は、予想していたものよりかなり険しい道のりとなっている。『ファイナルファンタジー』のサントラがこれまでとは明らかに異なる驚異的な粘りを見せており、バンドリが粘っていてもなかなか追いつけなかったからだ。それでも、差はもう200ほどしかないため、明日オリコンデイリー暫定1位へ浮上する見込みとなっている。

過去のトラウマ、神出鬼没の輸入盤の驚異から逃れられるか

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だが、バンドリのライバルはFFだけではない。むしろ警戒すべき最大のライバルは、本日リリースされたMONSTA Xの『Fantasia X』である。このアルバムは通常のアルバムとは異なり、韓国国内で発売されたアルバムをタワーレコードを通じて発売する輸入盤アルバムだ。

韓国輸入盤アルバムの一部は、オリコンデイリーにランクインせず週間ランキングでいきなり加算されるパターンが多い。一部の作品はデイリーに加算されることもあるが、ほとんどの作品はデイリーに姿を見せることはない。そのため、明日以降もオリコンデイリー1位を守り切ったとしても、火曜の早朝に発表される週間速報で1位ではない、という最悪のパターンもあり得るのだ。

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バンドリは過去、その最悪の結末を嫌というほど味わっている。去年発売されたPoppin'Partyの1stアルバム『Poppin'on!』は、オリコン1位こそ取れなかったものの、粘りを見せてオリコンデイリー2位をキープ。週間2位ランクインが確実視されていたはずだった。

だが、発表された順位はまさかの週間4位。そう、オリコン週間2位・3位が、デイリーに一切集計されない韓国輸入盤アルバムだったのだ。さらにオリコン1位も韓国アーティストだったため、韓国アーティストにオリコンTOP3を独占されるという結果を、目の前で見せつけられるあまりにも悔しい結果となったのだ。

それから1年。再び巡ってきた因縁の対決。過去のトラウマを払拭し、今度こそ歓喜の朝を迎えることはできるのだろうか。

ワルキューレまさかの急落も週間1位に支障なし！

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ワルキューレのデイリー推移予測・前作比較

火 水 木 金 土 日 週
裏切らない 0.8万枚 1.2万枚 1.4万枚 1.6万枚 1.7万枚 1.9万枚 2.4万枚
オンナ 1.0万枚 2.0万枚 2.2万枚 2.4万枚 2.6万枚 2.7万枚 2.9万枚

昨日までは猛烈なペースを刻んていたが、突如として急ブレーキがかかった。なんと前日の3分の1にもみたない0.2万枚に急落。初動3万に届く可能性は、この急落により一気に低くなってしまった。序盤2日間が前作をはるかに超える急激なペースだったため、その反動が出てしまったようだ。

とはいえ、2位のMorfonicaとの差は極めて大きいため、すでに確定したオリコン週間1位が揺らぐことはない。明日以降のデイリーではMorfonicaに首位を譲る可能性もあるが、このまま逃げ切って完封で快挙を飾りたいところだ。

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