結婚したぐらいでは、終わらない!

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2020/10/06付の週間デジタルシングルランキングが発表され、水樹奈々が3作連続の週間1位を獲得した。

【シングル】結婚しても信頼は変わらない!水樹再スタートの1位!



その輝きは全く失われてはいなかった。シングルランキングでは、水樹奈々の「FIRE SCREAM/No Rain, No Rainbow」が2.3万枚を売り上げ、5作連続の週間1位を獲得した。今回は結婚後初のシングルと、これまでのシングルとは大きく違う状態でのスタートを、最高の形で飾った。

『結婚は致命的』のジンクスを打ち砕く、声優絶対女王の力!

水樹奈々のデイリー推移予測・前作比較

META 1.3万枚 2.1万枚 2.4万枚 2.6万枚 2.9万枚 3.1万枚 3.4万枚
FIRE 0.9万枚 1.4万枚 1.6万枚 1.8万枚 2.0万枚 2.2万枚 2.4万枚

アーティスト活動をする声優にとってひそかに語り継がれるジンクスがある。『結婚してしまうと売れなくなる』と。ファンが応援していた声優が結婚という幸せをつかんでしまうと、それまでの応援ができなくなり、ファンが離れるというものだ。特にアイドルのような『ファンが声優に恋をしている』構図を作りやすい声優は、このような事態に陥りやすいのだ。

だが、水樹奈々は違った。若手声優のように強力なドーピングの力に頼ることなく15年もの間トップに立ち続けていたその人気は「結婚」で揺らぐことはなかった。もちろん、多少なりとも売り上げが落ちているのかもしれないが、これはタイアップの差の範疇。この強さこそ、水樹の真骨頂なのだ。

前回オリコンTOP5落ちの悲劇を払拭する2位パーフェクトキープ!

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デイリー初日から週間まで、一度たりともオリコン2位から動かなかった水樹。首位のジャニーズにこそ及ばなかったものの、それ以外は完全にシャットアウトし5作ぶりのオリコン週間2位をつかんだ。

前作「METANOIA」は不幸にも信じられないほどすさまじいハイレベルな週にぶつかってしまい、オリコン週間8位とそれまで続いていた連続オリコン週間TOP5記録が途切れてしまった。記録は止まったが、順位など時の運。こうして売れ続ければ、2位になることもできるのだ。

【アルバム】最強刀剣復活!大金星の週間1位!

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アルバムランキングでは、刀剣乱舞の『あなたと 私と』が2.9万枚を売り上げ、2年ぶりの週間1位をつかんだ。誰もがAqours1位を予想した今週、その週を制したのはまさかの伏兵だった。それもそのはず、この売り上げは『刀剣乱舞』としては過去最高の初動。予想をはるかに超える大爆発で、大金星を成し遂げた。

今回のアルバムは、国民的歌手の松任谷由実がテーマソングを歌うという大きな話題があり、さらに『刀剣乱舞』としては初のドラマパートが付属すると、これまでとは異なる話題が目白押しだった。女性ファンが強い作品はこのような共感を呼ぶ話題性が極めて重要だ。それがこの快挙へとつながったのだろう。

【デジタルシングル】もはや敵なし!バンプがポケモン効果で大躍進!

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デジタルシングルランキングでは、BUMP OF CHICKENの「アカシア」が2.0万DLをたたき出し、なんと2週連続でオリコン週間1位を獲得した。デイリーでも2位に落ちたのは新譜が登場したわずか2回だけ。2位以下を全く寄せ付けない完全勝利となった。

累計は早くも8万DLに迫ろうとしており、年間では10万DLを超えていくとこは間違いないだろう。『ポケモン』という圧倒的な人気を誇るところに訪れたムーブメント。話題性抜群の流行る力は絶大だ。

【今週のラブライブ!】Aqours、逆境の中でつかんだ一筋の光

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お世辞にも大成功とは呼べないが、一方で完全なる失敗ともいえない結果に収まった。今週リリースされたAqoursの『Aqours CHRONICLE 2015-2017』が2.1万枚を売り上げ、アルバムランキングで2位に登場した。発売前は週間1位の筆頭候補だったのだが、その売り上げは期待するものと比べるとかなり低いものとなり、そこへ『刀剣乱舞』の確変が重なり、首位をつかむことはできなかった。

正直、Aqoursの人気を考えれば、ベストアルバムが2万枚というのは「売れたな」とは言いがたい。直前のAqours CLUB CDである「JIMO-AI Dash!」は2.3万枚であり、ベストアルバムにも関わらず、ファンクラブを勝った人が動いていないのである。ベストアルバムは新規ファンに向けてのものであり、新曲を配信で済ませ、CDを買わないという選択肢をとる者も少なくなかった。だが、新規ファンはなかなか入りずらい現状、ベストアルバムはあまり魅力的には映らなかったのだろう。

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そもそも、もうベストアルバムというものは役目を終えたのかもしれない。コロナショックによる外出制限がきっかけとなり、それまでまだまだ発展場だったストリーミングをはじめとするサブスプリクションが急速に普及した。もちろんAqoursもこれまでの楽曲のほとんどをストリーミングで聴くことができ、定額料金を払えば聞き放題だ。そのため、ライトファンにとってはわざわざベストアルバムを買う必要がなくなってしまったのだ。

Aqoursはタダでは転ばない、終盤の粘りで意地を見せた!

Aqoursのデイリー推移予測・前作比較

Dash 1.4万枚 1.8万枚 2.0万枚 2.1万枚 2.3万枚 2.4万枚 2.4万枚
BEST 1.1万枚 1.4万枚 1.6万枚 1.8万枚 1.9万枚 2.1万枚 2.1万枚

Aqoursの売上としては決してよいとはいえないものだが、それでもAqoursは最後まで意地を見せた。中盤以降は粘りを見せ、デイリー後半になって『刀剣乱舞』を逆転してみせたのだ。デイリー推移上では2日目に急落してしまい、そのまま落ちてしまえば初動2万枚すら危うい状況だったことを考えば、後半粘って2万枚に乗せたことは、けっして悪いことではないのだ。

通常のアルバムであれば、一度落ちればもう上がり目はないまま落ちていく。それでも粘れたのは、Aqoursの人気はまだある証拠。圧倒的なトップではなくても、それが変わることはないのだ。

来週はLiSAが大暴れ!オリコン6冠なるか?

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2020/10/13付のアルバムランキングで首位を狙うのは、Aqoursの『LEO-NiNE』だ。2作連続のオリコン1位へ向け、早くも動き出している。そして同時発売のシングル「炎」は、先ほど圧倒的な勢いでオリコンデイリー1位スタートを決めた。史上初のオリコン6冠となるか、今週はLiSAから目を離すことはできない。

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