オリコン、完全制覇!

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本日朝、オリコン週間速報が発表され、LiSAの「炎」、『LEO-NiNE』がオリコン週間1位を獲得したと報じられた。初日のデイリーから首位を独走し、完璧なるままでオリコンを完全制覇。アニソン史上初のシングルアルバムダブル制覇の大快挙を達成した。

LiSA歴史に刻む大快挙!史上初のオリコン完全制覇!



2020/10/26付のオリコン週間ランキングが発表され、LiSAの「炎」がCDシングルランキングで6.8万枚、アルバム『LEO-NiNE』がCDアルバムランキングで6.6万枚を売り上げ、LiSAがシングルアルバムの両方でオリコン週間1位を獲得した。アニソンのオリコンダブル制覇は、史上初の大快挙となった。

さらに、デジタルシングルランキングでも14.1万DLを売り上げオリコン1位を獲得。それらを合算した合算シングルでもオリコン週間1位を獲得したと見られる。残るデジタルアルバムでも1位となれば、オリコン52年の歴史で前例などない、史上初のオリコン6冠を成し遂げたことになる。

衝撃の340万人動員――映画の強さが売り上げに波及!


この大快挙の原動力となったのが、ほかならぬ映画の大ヒットだった。16日に公開された『鬼滅の刃 無限列車編』は、なんと初週だけで342万人を動員。興行収入46億円は、日本映画史上誰も出したことがないすさまじい初動。それが売り上げにも反映され、後半3日間は前半の4日間をはるかに超える売り上げとなった。まさに規格外、歴史に残る大偉業を成し遂げた。

圧倒的強さで駆け抜けた2020年、社会現象が伝説結実!

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2020年は、まさに『鬼滅の刃』の1年となった。昨年末の紅白歌合戦出場を皮切りに、サブカルチャーの話題の中心にいつもいたのが『鬼滅の刃』だった。奇しくも、今年世界中を襲ったコロナショックが、『外出自粛中に自宅で鬼滅を見る』という形で追い風となった。今年5月の原作終了も重なり、「紅蓮華」はミリオンヒットと最高潮のまま1年を駆け抜けることとなった。

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いつしか、最初にアニメを見ていた中高生や青年層のみならず、下は幼稚園児、上は高齢者まで、誰もがその作品に触れる国民的アニメとなっていた。この大記録は、決してオタクの力だけで成し遂げたものではない。日本中に認められた、何よりの証拠なのだ。

ライバルを完全に圧倒!完全独走でオリコン制覇!

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LiSA VS Snow Man オリコン週間1位争い

日・週
Snow 1.1万枚 2.1万枚 2.6万枚 3.1万枚 3.5万枚 3.8万枚 4.2万枚
LiSA 発売前 2.7万枚 3.8万枚 4.4万枚 5.1万枚 5.9万枚 6.8万枚

史上初の6冠という快挙を達成できた理由には、『鬼滅の刃』の圧倒的な力を畏れ、強力なアーティストたちが軒並みリリースを避けさせたことが大きかった。ライバル不在の中で楽に取れた記録のように見えるが、実際にはそうではなかった。先週圧倒的なオリコン1位を獲得したSnow Manが、2週目も1位を狙っていたのだ。いくら『鬼滅の刃』といえど、LiSAはそれまで4万枚が上限とたかが知れており、ミリオンを目指すSnow Manは、CDシングルでなら勝てる見込みが十分にあったからだ。 SNOWMAN

しかし、LiSAの力は想像をはるかに超えるものだった。ミリオンと共に2週連続オリコン1位を目指し、序盤2日は連続1万台と本気でV2を狙っていたファンも、勝ち目はないと感じたのか途中で購買運動をあきらめたような推移となった。勝ち目のない戦いは避け、来週開催される無観客イベント中でのミリオン突破に目標を切り替えたため、早々に勝負は決した形だ。

もちろん、1週でもずれていればいくらLiSAと言えど1位はなかったのも事実。6冠達成の裏には、大きなめぐり合わせによる奇跡もあったことは間違いないのだ。

ファンからも喜びの声多数!





このように、朝からLiSAファン、鬼滅ファンによる喜びの声が相次いだ。応援してきたファンにとって、最高の朝となったのは言うまでもないだろう。オリコン週間1位獲得、おめでとうございます!

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