首位確実から、一転大ピンチ・・・
2021/09/04付のデジタルシングルデイリーランキングが発表され、Division All Starsが3作ぶりのオリコンデイリー1位を獲得した。
来週への前哨戦！ヒプマイ先行シングルで首位！
ReoNaが独走していた配信ランキングに風穴を開けた。金曜デイリーで首位となったのは、Division All Starsの「Hoodstar+」だった。今回は4ディビジョン曲を6ディビジョンバージョンにリメイクする『+』シリーズということで売り上げは0.3万DLと低いスタートだが、それでも3作ぶりのオリコンデイリー1位を掴んだ。
今回の楽曲は、来週史上初の5作連続オリコン週間1位を目指すアルバム『Buster Bros!!! VS 麻天狼 VS Fling Posse』からの先行シングル。リメイク+アルバム先行という売れにくい条件でもオリコンデイリー1位を獲得できる。来週の大偉業達成へ向け、最高のスタートといえるだろう。
ReoNaオリコン1位に黄信号、最強ライバル『ゲリラ』リリース
一方、3日連続でオリコンデイリー1位を独走していたReoNaは、ヒプマイの登場によりオリコンデイリー2位に後退した。それでも0.2万DLとほとんど落とさず、週末を待たずして2万DLを突破した。明日の土曜デイリーでは土曜回復で、最終的には2.5万DL近くまで届きそうな勢いとなっている。
一時的な2位後退などかすり傷にもならない完全独走態勢で、もはや追いかけるものなど誰もおらず、初のオリコン週間1位は揺るがない状況となった――はずだった。
だが、この状況に最強のライバルがまさかの行動を起こした。なんと、2作連続オリコン週間1位を果たした藤井風が、突如として新曲「燃えよ」をゲリラリリースしたのだ。大ヒットした前作の初動は3.8万DLであり、通常通りのリリースあれば、確実に負けてしまう最強のライバルがここにきて現れてしまったのだ。
2万の貯金守れるか？！明日の粘りで全てが決まる
いうまでもなく、ReoNaの楽勝ムードは一瞬で崩壊。土曜リリースとはいえ、前作は序盤の2日間だけで2万DLを超えるすさまじい売り上げを出している。ゲリラリリースという突発的な話題性を考えると、極端に初日に集中する可能性が高く、初日だけで2万DLを出されようものなら、その瞬間ReoNaのオリコン1位は潰えてしまう。
ただ、ReoNaも既に2万DLを積み上げ、相当なリードを持っているのも事実。逆に言えば、藤井風はそれだけのロケットスタートを決めなければ首位は難しいのだ。すべては明日。はたしてReoNaは、王座を守り切ることはできるのだろうか。
