これが、最強!

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2022/02/22付の週間シングルランキングが発表され、Aimerがわずか1週でオリコン週間1位に返り咲いた。

【シングル】Aimer最強!最終回に花を添えるチャート首位返り咲き!



激動の3か月間を締めくくる最高の結末となった。先週末『鬼滅の刃 遊郭編』が最終回を迎え、遅れて放送されていたBS11等でも今週までに順次最終回を放送。アニメ放送が無事完結したことを祝うかのように、Aimerの「残響散歌/朝が来る」がすさまじい結果を残した。なんと、配信だけでなく、合算でもオリコン週間1位に返り咲いたのだ。

ここ最近CDのレベルが低いため、デジタル面で圧倒的な強さを誇るAimerが常に首位争いに絡んでいた。先週は配信で米津玄師に首位を譲ったが、今週は首位を狙ってきたYOASOBIを完璧に下し、見事に首位に返り咲いたのだ。

レコードの援軍強し!合算でのオリコン1位はCD発売週以来5週ぶり!



ここ数ヶ月はCDのレベルが低く、配信で強いAimerが配信上位に来ていたが、CDの差で惜しくも1位には届かない状態が続いていた。その状況を打破したのは先週から続く最終回効果なのだが、それ以上に今週発売されたレコードの威力が光った。レコードはCD売上にそのまま合算されるため、CD発売から1ヶ月が経ち売り上げが落ちていたCD売り上げを大きく底上げする形になったのだ。

来週からは、4月下旬まで毎週初動10万を軽々超える大物のリリースが連続するため、配信メインのアーティストが1位になれるのは今週で最後となる。それはAimerがオリコン1位になれる最後のチャンスを意味していた。そのチャンスを見事に生かしたAimer。まさに有終の美となった。

【CDシングル】アレサン合算では2位も、完封阻止のCD2連覇!

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鬼滅一色となった今週のシングルランキング。だが、Aimerの完全制覇を唯一阻止したランキングがあった。CDシングルランキングでは、[Alexandros]の「Rock The World/日々、織々」が1.0万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。

今週はレコード発売によりCDでも大幅に売り上げを伸ばしていたAimer。その効果はすさまじく、初日から逃げ切りを狙ったアレサンとの差はわずか1000枚にも満たないものだった。週後半はAimerが常に上回り追いつかれかねない状況だったが何とか逃げ切り、シングル4冠を阻止したのだ。

【アルバム】小倉唯、3年ぶりアルバムで貫禄1位!

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アルバムランキングでは、小倉唯の『Tarte』が0.7万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。3年ぶりと久々のリリースとなり、あまりにも長いブランクからか前作から売り上げこそ落としたものの、安定した人気で首位の座は見事に守り切った。

シングルでは直前も週間1位となっており、CDとしてもシングルから通算して2作連続の1位となった。声優が売れない状況が続く中、やはり人気の高い人たちはしっかりと結果を残している。まだまだその人気は健在だ。

【今週のラブライブ!】試練は続く、Aqoursの未来は

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今週のライブBDランキングでは、Aqoursの『Aqours World LoveLive!』がリリースされた。しかしながら、その売り上げは0.4万枚。Aqoursとしてだけでなく、『ラブライブ!シリーズ』としても最も低い初動となってしまった。

Aqoursの人気が落ちていることはもはや否定できなくなっているが、その中でも特に高額商品の売り上げ低下はかなり深刻な状態が続いている。3作品の同時展開により常に多額の投資を求められているファンにとって、値段の高いライブBDの優先度は下がる一方。ましてや、昔のライブをようやくリリースするような今回の作品では、ますます手は遠のくばかりだ。

売上低下は止められないからこそ、Aqoursに求められるものは

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この世に永遠というものなどない。どんなに売れていた人でも、いつかは売れなくなる日が来るのだ。CDやBDといった物理メディアそのものが売れなくなっている現代ならなおさらだ。だが、それを持って短絡的にAqoursが終わったというのは、横暴が過ぎるのではないだろうか。

最も避けなければならないのは、「売れないからという」理由で活動を止めることだ。どんなに売れなくても、活動さえしていれば未来が途切れることはない。たしかに商売である以上、売上が下がり続けることはマズイ。だが、それだけに拘らず、もっと多角的な視点が求められるのではないだろうか。初音ミクコラボのような、これまでにないことが、まさにAqoursの未来につながる新たな挑戦なのかもしれない。

来週の注目新譜はEden!

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2022/03/01付のシングルランキングで首位を狙うのは、fine/Edenの「Feathers of Ark/Deep Eclipse」だ。Edenとしては昨年6月以来の週間1位を目指し、fineとタッグを組んだ。ライバルは言うまでもなく、いまだに恐ろしい勢いを維持するAimerだ。はたして勝ちきれるだろうか。デイリーにも注目だ。

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