鬼滅、最強!

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2022年度の上半期アニソンシングルランキングが発表され、Aimerが3年ぶりの上半期1位の座に輝いた。CD・配信・合算の全てを制し、上半期ランキングのタイトルを総なめにした。

Aimerに敵なし!史上初の上半期完全制覇!



2022年度の上半期アニソンシングルランキングが発表され、Aimerの「残響散歌/朝が来る」が30.0万枚を売り上げ、3年ぶりの上半期1位の座をつかんだ。CD・配信・合算の全てで頂点となる、史上初の3冠を成し遂げた。

令和ナンバーワンアニメとなった『鬼滅の刃』にもはや敵などいなかった。2020年度の年間ランキング以来となる、シングルチャート完全制覇。2022年を代表するヒット曲として、申し分のない結果を残した。

ジャンプアニメ頂上決戦を制した!

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一方、そんな鬼滅に唯一ついてきた作品があった。劇場版『呪術廻戦 0』の主題歌であるKing Gnuの「一途/逆夢」だ。こちらもCD・配信・合算の全てでヒットとなり、この冬のヒットシーンをけん引した。最終的にはどのランキングも鬼滅には一歩及ばず2番手に終わったが、圧倒的存在感を示した。

一方、CDでは両A面の2曲目となっていたED同士の比較では唯一鬼滅に土を付けた。Aimerの「朝が来る 」は7位にとどまったが、King Gnuの「逆夢」はなんとTOP3にランクイン。CD版と並び、上半期2・3位を独占したのだ。EDが圧倒的強さを見せたことが、鬼滅に食らいつく原動力となったのである。

【キャラ名義部門】Aqours、合算でも3年ぶり頂点に!

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キャラ名義部門では、Aqoursの「なんどだって約束!」が6.7万枚を売り上げ、CDに続いて3年ぶりの上半期1位を獲得した。チケット付CDだったためデジタル成分はほぼなかったが、それでもCDから0.1万ほど伸ばしている。

ただ、チケットCDとしての役割を終えた今、もう売り上げは伸びず、この売り上げのまま年間1位を狙うことになる。ただ、7月には22/7のリリースが控えており、初日だけで抜かれてしまう可能性も否定できない。年間1位になれるかは、ナナニジ次第なのだ。

【声優部門】新時代到来!ダイヤローグが初の上半期1位!

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一方、声優部門ではDIALOGUE+の「僕らが愚かだなんて誰が言った」が1.0万枚を売り上げ、初の上半期1位に輝いた。デビューから2年、数多くいる声優ユニットの中でも昨年頭角を示し、今年遂に声優の頂点に立ったのだ。

ただ、CDの売り上げは上半期1位でなく、売り上げの大多数をストリーミングで稼いだ。現在様々なアーティストが実施している、ストリーミングを用いたプレゼント企画。コロナで握手やハイタッチができなくなった現在、握手に変わる新たな売上施策が、声優にも根付いたことを示す結果となった。

2022年度アニソン上半期CDシングルTOP10一覧!

タイトル アーティスト 上半期売上
1 残響散歌/朝が来る Aimer 30.0万枚
2 一途/逆夢 King Gnu 24.0万枚
3 逆夢 King Gnu 7.5万枚
4 なんどだって約束! Aqours 6.7万枚
5 ミックスナッツ Official髭男dism 6.2万枚
6 明け星/白銀 LiSA 5.2万枚
7 朝が来る Aimer 4.9万枚
8 限りなく灰色へ/アイディスマイル 25時、ナイトコードで。 4.3万枚
9 夢が僕らの太陽さ 虹ヶ咲学園スクール
アイドル同好会
3.9万枚
10 Colorful Dreams! Colorful Smiles! 虹ヶ咲学園スクール
アイドル同好会
3.9万枚


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