八月のラブライブ!

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2022/08/30付の週間シングルランキングが発表され、Aqoursが3作連続の週間1位を獲得した。

【シングル】8月パーフェクト達成!Aqours、初コラボで圧勝1位!



ラブライブが、この夏のシングルを完全に掌握した。シングルランキングでは、Aqoursの「BANZAI! digital trippers」が2.5万枚を売り上げ、3作連続の週間1位を獲得した。Liella!と合わせて4週連続の1位となり、8月のシングルランキングは、全てラブライブで独占する形となった。

先月、虹ヶ咲を完膚なきまでに打ち破ったうたプリとぶつかり、大混戦が予想された今週。しかしふたを開けてみれば、一度たりともデイリー1位を明け渡さない完勝劇を演じた。うたプリも今年二番目の初動となる2万枚近い売り上げとなっており、極めてハイレベルな戦いを制したのだ。

これがAqoursの力、前作から売り上げ倍増!

Aqoursのデイリー推移予測・前作比較

日・週
無限大 発売前 0.7万枚 0.9万枚 1.1万枚 1.2万枚 1.3万枚
デジタル 1.5万枚 1.8万枚 2.0万枚 2.2万枚 2.4万枚 2.5万枚

前作は1日遅い木曜発売だったが、それを加味しても前作を大幅に上回る推移となった。初日だけで前作の初動を超えると、その後も圧倒的な粘りでライバルを突き放した。東京ドームライブのチケットがついていた前々作と比べると半分程度ではあるが、それでもチケット応募券の凄まじい力は証明された。これが無ければ、うたプリに負けていただろう。

今回は、初音ミクとこのコラボシングルとなり、ラブライブファンだけでなく初音ミクファンからも注目を集めていた。最近多くの作品とコラボしまくっているミクではあるが、やはり音楽作品とのコラボは大きい。動画再生数はこれまでのAqoursとしてはかなり高いことが、それをうかがい知れる結果となっているのだ。

【アルバム/DLシングル】Adoの天下は終わらない!大ヒット作の証『3週目の法則』

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アルバムランキングでは、Adoの『ウタの歌』が5.6万枚を売り上げ、圧倒的な3週連続週間1位を獲得した。もちろん、デジタルシングルランキングでは「新時代」が2.2万DLを売り上げ4週連続オリコン週間1位。Ado天下は、全く隙のない圧倒的状態が続いている。

その中でも、CDアルバムは先週の売り上げから1万枚近く回復するというとんでもない推移を見せた。これで累計は一気に20万枚を突破。自らのオリジナルアルバムすら凌駕する勢いで、今年の女性ソロアルバムオリコン年間1位獲得が、確実の状況となった。

『3週目』に回復=大ヒット、その理由とは

3週目に回復した主なCD作品

作品名アーティスト2週目3週目累計
タカラモノズμ's 1.1万枚1.2万枚9.8万枚
ガールズ&パンツァー
オリジナルサウンドトラック
- 0.2万枚0.3万枚3.0万枚
君の名は。RADWIMPS 3.9万枚4.8万枚49.6万枚
ようこそジャパリパークへどうぶつビスケッツ
×PPP
0.1万枚0.3万枚4.9万枚
ウタの歌Ado 3.6万枚4.5万枚24.0万枚

これまでも、発売から『3週目』に突如として売り上げを伸ばすアニソンはいつくも例がある。そのいずれにも共通していたのは、大規模な品切れだ。あまりの人気でCD生産が追い付かず、再生産がようやくお店に届くタイミングが3週目なのだ。今回もこのケースに当てはまっており、再入荷が始まった木曜デイリー以降は、まるで新譜のようなすさまじい推移を見せていた。

初期生産では全く数が足りず、想定を上回る以上の需要があったという事は、例外なく大ヒットしていることを意味する。Adoの累計はすでに去年のアルバム年間1位の売り上げを超えた。もはやその勢いは、天井知らずだ。

【今週のラブライブ!】相乗効果でLiella!も粘った!

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先輩の圧倒的な輝きに、後輩も負けてはいない。Liella!の「Welcome to 僕らのセカイ/Go!! リスタート」は、2週目も0.3万枚と高いペースをキープし、CD単体でも2万枚を突破した。OP・EDも引き続き粘りを見せており、来週にも2期全CDが2万枚を突破する見込みとなった。

これで5週にわたる真夏のリリースラッシュがひと段落した。来週、再来週はリリースがなく、そのあと再び秋の連続リリースがスタートする。はたして、どのような成長を見せてくれるだろうか。

来週の注目新譜はヒプノシスマイク!

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2022/09/06付のシングルランキングで首位を狙うのは、どついたれ本舗の「No double dipping!」と、Bad Ass Templeの「戒定慧」だ。これまで、アルバムしかリリースしてこなかった『ヒプノシスマイク』が、実に5年ぶりのシングルをリリースする。発売日が金曜日であるため、旧譜のAdoとの激しい攻防戦が予測されるが。はたして、週間1・2位独占はなるのか、そして頂点を掴むのはどちらになるのか。目が離せない。

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