鬼滅の宴は、まだ続く!

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第73回NHK紅白歌合戦のアニメ枠内定一番乗りだ。けさ、Aimerに紅白内定報道がなされ、今年のアニメ枠に内定した。

『鬼滅』は次の歌手へ!Aimer内定報道出る!



待ちに待っていた、今年の紅白アニメ枠内定第一号だ。けさ、スポニチがAimerの紅白内定報道を出したのだ。『鬼滅の刃』主題歌を受け継ぐことが発表された昨年から、「翌年の紅白初出場は間違いなし」と評されたAimer。それだけ、『鬼滅の刃』のブランド力はすさまじいものであった。

そしてその期待に、Aimerも応えた。主題歌「残響散歌」はすさまじい大ヒットとなり、今年のオリコン年間ランキングではLiSAの「紅蓮華」以来2年ぶりとなる年間1位の獲得もすでに確実のものとしている。年間の頂点に立ったAimerが、紅白に選ばれるのは当然の結果なのである。

テレビ出演ほとんどなしも、NHKは当初から根強く交渉か



一方、Aimerはテレビへの露出をほとんどしないことで有名だ。今冬はCD宣伝のために『ミュージックステーション』などに出演してはいたが、それ以降はパタリと出演することはなくなった。夏以降もテレビで引っ張りだこだったLiSAとは対照的に、夏の音楽特番はNHKも含めて皆無だったのである。

そのことが大きく影響し、「選ばれない」もしくは「辞退するのでは」という懸念材料を当サイトの予測でもたびたび述べてきた。だが、その心配は無用だったようだ。報道では、NHKは真っ先にAimerをリストアップし交渉したと報じられており、それが事実であれば、まさしく今年の音楽シーンの頂点に立った存在として認められたことを意味するのだ。

入れ替わりでLiSAは落選?W杯主題歌抜擢も鬼滅の壁高く

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一方、Aimerと入れ替わる形で、LiSAは残念ながら落選が有力だ。まもなく開幕する『2022 FIFAワールドカップ』のテレビ朝日版主題歌「一斉ノ喝采」を担当しているため、この楽曲で出場する可能性はゼロではないが、その知名度は『鬼滅の刃』とは雲泥の差。仮にサッカー日本代表の活躍を振り返るコーナーがあったとしても、それは自前のNHK版主題歌であるKing Gnuが優先されるだろう。

どちらにせよ、今年LiSAにアニタイは一つもなく、奇跡的に出れたとしてももうアニメ枠とは関係ないものとなっている。そしてその出場すら困難なのが、大物ひしめくソニー枠の限界が重くのしかかる。LiSAにとっては、出場はいばらの道と行っていい。正式な発表はもう間もなく。歓喜の時がくることを、信じるしかない。

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