大晦日は、新時代の夜明け!

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第73回NHK紅白歌合戦の出場者が発表され、今年のアニメ枠が明らかとなった。アニメ枠に選ばれたのは、Aimer、篠原涼子、そしてなんと、ウタの3組となった。

『Ado/ウタ』昨年の落選乗り越え、ウタ紅白歌合戦出場決定!



今年のアニメ枠最有力候補が、見事にその栄光をつかみ取った。下半期に歴史的大ヒットを記録した『ONE PIECE FILM RED』。Adoが歌唱担当をすることですさまじい話題となった映画のゲストキャラ、ウタが、大晦日の大舞台に降臨する。

あくまで「ウタ」名義、Adoとは別人扱いに

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今回の選出に当たって最大の懸念点とされたのが、昨年Adoが「うっせえわ」の大ヒットをもってしても選ばれなかったことだ。今年選ばれたとしても、『ならなぜ去年出場させなかった』と、批判の声が出るのは必至であった。それに対しNHKは、キャラ名義である「ウタ」としての出場にする答えを出した。

あくまで出場するのはウタというキャラクターであるため、Adoが出場するわけではない。あくまで別人として扱うことで、Adoは表面上は今年も選ばれていないことになるのだ。もちろん、Adoとしての出場を期待していたファンにとっては残念ではあるが、それを理由に下半期最大のヒット曲である「新世界」を紅白に出せないという最悪の事態を避けることはできたのだ。

単独キャラ名義としてはAqours以来4年ぶりの出場!

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この変則的な出場決定により、単独キャラ名義としては2018年のAqours以来4年ぶりの紅白出場となった。昨年の『竜そば』のBelleも厳密にはキャラ名義ではあるが、こちらはミレパとの連名であり単独の名義ではない。さらに、対戦カードに組み込まれる正規枠ともなると、なんと2015年のμ’s以来7年ぶりの快挙。キャラクターが7年ぶりに、白組との真っ向勝負に挑むことになるのだ。

これまでもキャラ名義としての紅白への出演は企画枠や応援ゲストを中心に多数あり、ジャンプアニメからも昨年に『鬼滅の刃』の竈門炭治郎が応援ゲストとして出演している。だが、出場者となると前例はない。ジャンプアニメ史上初の大快挙となったのだ。

曲候補は7曲、「新世界」以外も披露あるか?

Ado・紅白出場可能性の評価

総合評価8.7 A+ 出場濃厚
CD売上9.5 SS 『ウタの歌』40万越えヒット
DL売上9.0 S 「新世界」5週連続オリコン1位
ST人気9.5 SS 「新世界」最速1億回再生
カラオケ9.0 S 担当楽曲が上位独占
メディア7.0 B 『FNS歌謡祭』出演
知名度8.5 A+ 『ONE PIECE』大ヒット
貢献度7.0 B 『SONGS』出演
出場実績1.0 E 昨年「うっせえわ」のヒットで落選

当サイトの予想でも、AdoはAimerを押しのけアニメ枠最有力候補と予想。ウタ名義となりAdoとしての出場ではなかったが、予想は的中したと判断してよさそうだ。様々な事情からSランク評価をつけられなかったが、それでも文句なしの出場確実にふさわしい成績だろう。

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そして次の話題は、どの曲を歌うかだろう。最大ヒットの「新時代」はほぼ確実だが、持ち歌は7曲。その全てがこの夏大ヒットを記録している。そのため、「新時代」だけではなく、残る6曲も披露する可能性があるのだ。スペシャルな演出にも期待されるウタの紅白は、何が起きてもおかしくないだろう。

ファンも喜びの声多数!!









いうまでもなく、ワンピースファンから祝福の声が上がった。今年の大みそかは、ウタが紅白の大舞台に立つ。しっかりと見届けたいところだ。

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