これが、新時代のエース!

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2023/01/31付の週間シングルランキングが発表され、Crazy:Bが2作連続で週間1位を獲得した。

【シングル】Crazy:Bの底力!圧倒的人気で週間制覇!



次世代を担う新たなエースがその力を存分に見せつけた。シングルランキングでは、Crazy:Bの「Helter-Spider」が0.6万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。前作はチケット応募券がついていたため売り上げは10分の1にまで激減したが、他のユニットよりは高い売り上げを見せた。

デイリーでも終止1位を守り続け、定位置を守った。あんスタの首位獲得は、昨年2月のfine以来1年ぶり。その後は売り上げ低下によりなかなか首位争いに絡めなかったが、Crazy:Bの人気で一気に首位まで駆け上がった。今年もあんスタは、充実した一年となりそうだ。

【DLシングル】ついに下克上なる!10-FEET初のオリコン1位!

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デジタルシングルランキングは、10-FEETの「第ゼロ感」が0.8万DLを売り上げ、初のオリコン週間1位を獲得した。11月のリリース以降、Official髭男dismの「Subtitle」「ホワイトノイズ」に阻まれ掴めなかった首位を、3ヶ月越しにつかんだ瞬間であった。

オリコンで頂点に立ったということは、当然アニメでも頂点の座を奪還したことを意味する。ヒゲダンの独壇場になるかと思われたこの冬は、再びスラダンの圧倒的強さが目立ちはじめた。27年ぶりのオリコン1位が、歴史的なヒットを指し示しているといえるだろう。

首位獲得までの奇跡は以下にまとめてある。詳細は以下をご覧いただきたい。


【アルバム】結束バンド、来週キャラ名義最長1位へ!

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今週もその圧倒的な力を阻むものは現れなかった。アルバムランキングでは、結束バンドの『結束バンド』が0.5万枚を売り上げ、6週連続で週間1位を獲得した。このまま来週も1位となれば、キャラ名義史上初の7週連続1位となり、ぼっちが成し遂げてきた伝説に更なる一ページが加わることになる。

ただ、売上はさすがに落ちてきており、強力なライバルが登場すれば勝てるかどうかはわからない。来週は1 万越えの経験もある『Paradox Live』が控えており、これを破れるかが勝負といえるだろう。

【今週のラブライブ!】ラブライブの未来は、どうなってしまうのか。

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ライブラッシュにより滞っているラブライブCDリリースが、最悪の結果となって表れてしまった。月末の新譜一斉発売による超高レベル週に旧譜は耐えきることができず、すべてのラブライブ作品がチャートから姿を消した。「未体験HORIZON」が発売された2019年から一度も途切れることなく続いた連続ランクインは、そのバトンをつなぐ新譜が出る1週前というところで、途絶えた。今週さえ粘り切れていれば、再び新譜リリースでつながっていく。そのわずか1週をつなぎとめることができなかったのだ。

『あと1週』届かなかったバトン・・・1ヶ月持たない新譜に危機感

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コロナショックにより、3ヶ月以上も新譜が全くでない状況でも途切れなかったはずの連続ランクインが、ここで途切れてしまった。それは、ラブライブのCDがロングヒットできなくなっていることを如実に示している。以前のラブライブなら、2~3ヶ月新譜が出ない状況でも、超ロングヒットしているCDが圏外に落ちずに粘り続けていたからだ。

だが、最近のラブライブCDは1ヶ月すら粘れないことが多くなっている。特にもっとも最後にリリースされたAqoursのソロアルバムは1ヶ月持たず圏外に消えていくほど短命に終わっている。もはや、数週おきに新譜を次々リリースしなければ、連続ランクインを守れない状況に陥っていたのだ。

ラブライブ起爆剤『スクフェス』の終わりは、ラブライブの終わりなのか。


そして、全CD圏外に追い打ちをかけるように、ラブライブの栄光を支えた一つの歴史に幕が卸される。ラブライブを社会現象、アイドルアニメのトップにまで押し上げたゲーム『スクフェス』のサービス終了が発表されたのだ。10年もの長寿ではあったが、『プロセカ』『ガルパ』などの後発の音楽ゲームに対抗できるはずもなく、静かにその歴史に幕を下ろすことになった。

後続のゲームこそ用意されているとはいえ、10年もの歴史がそう簡単にリセットできるものではない。相次ぐCD売り上げの低下による圏外、チケット応募券ですらどうしようもないライブ動員の激減、そしてスクフェスの終了。まるで、ラブライブの衰退を暗示するような悲しい出来事の連続は、ラブライブの未来がこのままでは、終わってしまうことを示しているのだろうか。

来週の注目新譜は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会!

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今、ラブライブはかつてないどん底にいる。それの状況を救えるのは、もう未来を担う新時代の輝きだけだ。2023/02/07付のシングルランキングで首位を狙うのは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「わちゅごなどぅー」だ。ラブライブ初の5分アニメ。そのいままでない挑戦が、ラブライブの未来を軌道修正できるか。このCDが1位を取ることこそが、未来を照らす新たな希望となるのだ。

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