13人の力!

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2023/02/07付の週間シングルランキングが発表され、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が3作ぶりに週間1位を獲得した。

【シングル】最初で最後の13人ニジガク!万感の週間制覇!



ラブライブ史上最も激しい大変革を迎える2023年。その幕開けは、最高の形でスタートした。シングルランキングでは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「わちゅごなどぅー」が1.1万枚を売り上げ、3作ぶりの週間1位を獲得した。前2作は売り上げが伸び悩み首位から遠ざかっていたが、久々に1万の大台に乗ったことで再び首位の座に舞い戻った。

今回は通常のニジガクとは異なり、本来は歌わない高咲侑も合いの手として参加。初の13人曲として話題となった。そして、ラブライブを卒業する楠木ともりが声優を担当する、最後のシングルでもある。最初で最後の13人ニジガクが、有終の美を飾ったのだ。

たとえファンミでも、チケット需要は絶大!

虹ヶ咲のデイリー推移予測・前作比較

太陽 1.0万枚 1.4万枚 1.6万枚 1.9万枚 2.2万枚 2.4万枚 2.8万枚
わちゅ 0.5万枚 0.8万枚 0.9万枚 0.9万枚 1.0万枚 1.1万枚 1.1万枚

チケット付CDとして比較すると、さすがに5thライブ+30分アニメの主題歌だった「夢が僕らの太陽さ」とは雲泥の差がある。だが、ナンバリングライブと比べ極めて需要が限定されるファンミかつ5分アニメで、1万枚の大台を超えたのはそれだけ効果があるということなのだ。

一方でチケットがなかった前作「永遠の一瞬」は累計ですら1万枚に届かなかった。それほど、チケットがないCDとの差は大きいのだ。確かに効果は大きくなくても、あるかないかでは大きく違うのである。

【アルバム】サトシに最高の花束!大金星1位で有終の美!

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有終の美を飾ったのは、ニジガクだけではない。アルバムランキングでは、『ポケットモンスター BEST OF BEST OF BEST 1997-2022』が1.0万枚を売り上げ、週間1位を獲得した。先週まで6週連続で首位を独占し続けた結束バンドを破る大金星を挙げ、初の週間1位を掴んだのだ。

やはり、『最後』という言葉がもたらす重みはどのアニメでも同じである。楠木ともりが3月にラブライブから卒業するように、ポケモンからもサトシが3月で卒業する。その直前に発売されたオールタイムベストは、昨年10月に発売されたベストアルバムの4倍以上の売り上げとなった。それだけ、25年間という歴史は重い。そこにもたらされた1位は、まさに最高の花道なのだ。

【DLシングル】これが冬の王者!10-FEETオリコン連覇!

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デジタルシングルランキングは、10-FEETの「第ゼロ感」が0.9万DLを売り上げ、今週もオリコン週間1位をキープした。先週のデビュー27年目で初のオリコン1位獲得の報道が今週の売り上げに影響をもたらし、先週から売り上げを回復させたのだ。

映画の方は鬼滅の登場により大きく順位を落としたものの、100億越えへ秒読み段階に入った。この映画の大ヒットなくして、ここまでのヒットはならなかっただろう。早くも2023年を代表するヒット曲の一つに仲間入りを果たしそうだ。

来週の注目新譜はウマ娘!

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2023/02/14付のアルバムランキングで首位を狙うのは、ウマ娘の『Overrunner!』だ。首位を狙える実力を持ちながら、毎度毎度大物アルバムに阻まれ続け涙を呑んできたウマ娘。1年半ぶりの首位獲得へ、チャートを制することはできるだろうか。デイリーに注目だ。

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