これが、最強。

2023/03/14付の週間アルバムランキングが発表され、『アイドリッシュセブン』がアルバム10連覇を達成した。
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【アルバム】これがアルバムのアイナナ!衝撃売上でV10達成!
これが、最強のアイドルの証明だ。アルバムランキングでは、アイドリッシュセブンの『BLACK or WHITE 2022』が1.4万枚を売り上げ、圧倒的な週間1位を獲得した。強力なライバルたちがひしめく今週でも初日から圧倒。この1位により、前人未踏のアルバム10連覇という金字塔を打ち立てた。
首位を逃したのは一度だけ、出せば必ず1位の衝撃

その強さ、そして首位運の高さは、どの作品でも追随することを許さない絶対的なものだった。これまでアイナナは11作のアルバムをリリースしているが、首位を取れなかったのはただの一度だけ。唯一アイナナに黒星をつけた相手は、その年の音楽シーンを代表することになる『君の名は。』だけ。それ以降は一度たりとも首位を逃さない、圧倒的な強さを見せつけてきたのだ。
それはどの作品でも、安定して1~2万枚を売り上げられる圧倒的な人気があってこそ。それだけの売り上げがあれば、よほど強いライバルにぶつからなければ安定して首位が取れる。もちろん、そんな強敵を避けることができる運もあって、これだけの大快挙を成し遂げたのだろう。
【シングル】NiziUが初アニタイでシングル完全制覇!

シングルランキングでは、NiziUの「Paradise」が17万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得した。先週は配信で冬のアニソンシーンを完全に支配してきた10-FEETの連続1位を止め、オリコン週間1位になる快挙を達成したが、今週は本命となるCDが到着し、シングル、配信、合算のすべてで圧倒的な首位をつかんだ。
運悪くジャニーズの次世代エースであるなにわ男子に発売日をぶつけられたため、オリコン完全制覇は逃した。だが、それでも、ジャニーズが大の苦手とし、逆にNiziUが大の得意とするデジタルの分野ではまさに無敵の強さを発揮。それにより、ビルボードではジャニーズを倒し週間1位に輝いた。現代の音楽シーンは、CDが売れることより、デジタルの強さがすべてなのだ。
【今週のラブライブ!】悪条件も乗り越えて花丸2週目も粘った!

集計期間のいたずらにより、本領を発揮できないのが誕生日CDの弱点ではある。それでも、初週の条件が悪ければ悪いほど2週目は高くなる。2週目が事実上の初動期間になるからだ。
国木田花丸の『TSUBOMI SEASON』は、まさにその典型通りのの粘りを見せた。2週目も0.2万枚とハイペースを維持した。累計の0.6万枚が、本来の初動ということになり、水曜発売であれば首位候補だったことを証明した。この粘りこそ、初動を捨てた分のメリットとなりうる。
来週の注目新譜はLiella!

2023/03/21付のアルバムランキングで首位を狙うのは、Liella!の『Second Sparkle』だ。怒涛の2年目のラストを飾るシングルで、2作連続の首位に挑む。だが、そんなLiella!に立ちふさがるのは、「可愛くてごめん」が空前絶後のバズリを見せているHoneyWorks。前作実績でもLiella!を超えており、勝つためには過去の自分を超えることが絶対条件となっている。お互い初動2万オーバーが確実視される中、今年ナンバーワンの頂上決戦を制するのはどちらなのか。明日のデイリーは、絶対に見逃せない。