最高のクライマックス！
2023/03/21付の週間アルバムランキングが発表され、Liella!が2作ぶりの週間1位を獲得した。
目次
【アルバム】9人Liella!の集大成！前作越えで花を添える！
9人で駆け抜けた激動の1年の最後の締めくくりを飾った。アルバムランキングでは、Liella!の『Second Sparkle』が2.1万枚を売り上げ、圧倒的な週間1位を獲得した。前作『リエラのうた2』は企画アルバムであるため週間争いには関われなかったが、本命のオリジナルアルバムでの強さは別格。昨年に続く週間制覇となった。
人数増えて前回からアップも、粘りに課題
Liella!のデイリー推移予測・前作比較
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| 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 週 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dream | 0.9万枚 | 1.2万枚 | 1.5万枚 | 1.7万枚 | 1.9万枚 | 2.0万枚 | 2.0万枚 |
| 2nd | 1.2万枚 | 1.6万枚 | 1.8万枚 | 1.8万枚 | 2.0万枚 | 2.0万枚 | 2.1万枚 |
人数が5人から9人に増えたことで、売り上げは前作からわずかにアップ。序盤は前作を大幅に上回る成績となり、らくらく2万越えは達成かと思われたが、後半戦は人が変わったように大幅に失速。なんとか前作越えと目標としていたCD単独での初動2万枚越えをギリギリのところでクリアする形となった。
人が変わったかのような終盤の失速は、あまりにも需要がフォト盤に集中した結果、フォト盤が品切れした結果ファンの購入が滞ってしまったのが原因とされる。一方でオリジナル盤は品切れの報告はなかった。今回のアルバムの特典が、声優と会えるという声優ユニットに極めて近い売り上げ施策をお行ったのが遠因であり、キャラ人気よりも声優目当ての購入がそれだけ多かったことを意味しているのだ。
結果的に前作からの微増という形にはなったが、今後フォト盤の品切れ解消とともに累計は伸びていくとみられる。そして4月にはイベント応募券の内容も明らかとなるため、前作以上にロングヒットしていくことは間違いないだろう。
【シングル】NiziUが初アニタイでシングル完全制覇！
シングルランキングでは、NiziUの「Paradise」が1.9万枚を売り上げ、2週連続の週間1位を獲得した。2週目も2万枚に迫る圧倒的な粘りでCD配信共に上位を独占。累計は一瞬にして20万枚を突破した。
映画のヒットにより、特に配信を中心にいつものNiziU以上の粘りを見せており、元々高い人気を持つアーティストに国民的アニメのタイアップを重ねることでまさに敵なしの状況を作り出している。初の年間1位へ向け、視界は良好だ。
【デジタルシングル】これが冬の王者！スラダン3週ぶり首位返り咲き！
ただ、そんなNiziUの週間完全制覇に、待ったをかけた存在がいた。NiziUの登場により長期政権の座を奪われた10-FEETの「第ゼロ感」。だが、NiziUとの差を徐々に詰めていき、ついに今週は逆転。3週ぶりの週間1位の座を取り返した。
これが冬の王者の圧倒的な粘りだ。一時的に首位を奪われても、粘った末に頂点を取り戻すことができる。配信の頂点に立つ、ロングヒット型のなせる業なのだ。
【今週のラブライブ!】後輩の活躍に先輩たちも刺激受ける！
Liella!の活躍に、先輩たちも黙ってはいられない。Aqours、虹ヶ咲共にそれぞれ唯一のランクインとなっている「わちゅごなどぅー」と『TSUBOMI SEASON』。どちらも発売から1ヶ月以上が経ち週間圏外すれすれのところにまで追い込まれているが、何とか粘りきってランクインを継続させた。
まもなくさらなる後輩である蓮ノ空のデビューも控えるラブライブ。過去最多4作品同時展開という、これまで以上の大所帯となっていくラブライブ。お互いに影響しあい、高めあうことはできるだろうか。
【デイリー速報】Eve、初のCDシングルで圧倒的首位スタート！
今週は火曜日が祝日ということで入荷が早まり、2023/03/21付のシングルデイリーランキングでは早くも新譜が登場。Eveの「ぼくらの」が1.4万枚を売り上げ、圧倒的な首位スタートを決めた。
これまですべてのシングルが配信限定、もしくはアルバムでリリースしてきたEveにとって初のCDシングル。その強さはCDになっても健在だった。他にライバルはいないため、初日だけで初の週間1位を決めた。7日間フルでどこまで売り上げを伸ばせるか、明日以降にも注目だ。
