その人気に、曇りなし。
2022/09/19付の週間デジタルランキングが発表され、水瀬いのりが3年ぶりの週間1位を獲得した。
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【シングル】声優は新時代へ！水瀬首位でエース頂冠！
ずっと夢見ていた頂点に、ついに手にした。シングルランキングでは、水瀬いのりの「スクラップアート」が1.0万枚を売り上げ、3年ぶりの週間1位を獲得した。首位運に恵まれずいつも悔しい思いをしていた水瀬だが、3年ぶりの勝負曲で頂点に立ったのだ。
水樹から託されたバトン、これからは水瀬が中心の世代へ
これまで、声優の頂点であり続けた大先輩、水樹奈々。今もその圧倒的な存在感に変わりはない。しかし、常に声優のトップに君臨し続けたシングルランキングに彼女の名前はない。齢40を超え結婚し母となった水樹は、シングルをリリースしなくなったからだ。
それは、声優アーティストのエースの座が交代したことを意味する。その後継者として選ばれたのは、デビュー以来ずっとそう言われ続けていた水瀬にほかならない。当初はあまりにも絶大すぎる水樹の存在に、いくら師弟関係とはいえ後継者にはふさわしくないという声も少なくなかった。
しかし、それでも水瀬の歩みは止めなかった。幾多の人気アニメでメインキャラを演じ、いつしかトップクラスの売れっ子へと成長。そして音楽活動も常に絶大な人気となっていた。そして2021年に、ついにライブBDで水樹に勝利し、成長を示したのだ。
もちろん、世代交代となったからとはいえ、水樹奈々は引退したわけではない。いまだにFNS歌謡祭に皆勤賞で出続けているのは水樹だけであり、水瀬はまだこの領域に達してはいない。エースになった以上、水瀬もそれを目指すことになる。今日からが、本当の勝負の始まりなのだ。
【アルバム】ウマ娘2連覇！最高の勢いのまま3期へ！
アルバムランキングでは、ウマ娘の『L'Arc de gloire』が0.5万枚を売り上げ、2週連続の週間1位を獲得した。先週に続いて首位争いを制しての連覇。いよいよ来月から放送が始まるアニメ3期へ向けて、最高の前哨戦連勝を飾った。
先週は追いすがるバンドリの追撃を振り切る大逃げの1位だったが、今週は逆に追う立場となった。しかし、ライバルたちが粘り切れない中上位で粘ったことで、最後の直線で一気に前に躍り出た。終盤は相手も最後の応戦をしてきたが、見事にハナ差で刺し切った。
【DLシングル】King Gnuオリコン首位陥落も、アニソン頂点は譲らない！
これまでずっとオリコン配信首位を独占し続けたアニソン。それに待ったをかけた一般アーティストたちの猛反撃にあった。毎日のように一流歌手たちが毎日のように新譜をリリースするという波状攻撃により、King Gnuの「SPECIALZ」は首位の座から転げ落ちた。
それどころか、「SPECIALZ」への波状攻撃はなんとKing Gnu自らも参加し、新曲「硝子窓」がランキングでは上に来た。はなから「SPECIALZ」がオリコン首位を奪われることなど織り込み済みだったのである。それでも、アニソンでは全く敵はいないため、アニメ首位の定位置はしっかりと守って見せた。
【今週のラブライブ!】大敗から這い上がれ！ヨハネ意地の粘り
まさかの大敗から1週明け、アニメも最終回を迎えた『幻日のヨハネ』。しかし、まだまだ大量リリースのCDが残っている。そんな中で、「R・E・P/Hey, dear my friends」は2週目も0.2万枚を売り上げ、なんとか1万枚の大台を超えた。
ラブライブとしてはさみしい数字が続くとはいえ、1万の大台をしっかり超えられるというのは非常に重要なことなのである。この絶対防衛線だけは決して負けてはならない。次なる戦いへ向け、更なる粘りを見せられるか。それがヨハネの、そしてラブライブの未来を決めるのだ。
来週の注目新譜は蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ！
2023/09/26付のアルバムランキングで首位を狙うのは、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの『夏めきペイン 』だ。デビューアルバム以来となるアルバムには、初の1stライブチケットが付属。前作を大きく上回る売り上げが予測されるが、果たしてどこまで売れるのだろうか。その売り上げに注目だ。
