これが、最強の声優姉弟!
2023/12/05付の週間アルバムランキングが発表され、内田雄馬が初の週間1位を獲得した。
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【アルバム】負の歴史にピリオド!内田雄馬初の頂点に!
昨年度の声優シングル年間1・2位を独占した内田雄馬。そんな彼が、なんとこれまで週間ランキングでは一度たりとも首位を獲得できていなかったことは、にわかに信じがたいことだろう。圧倒的人気を誇りながら、強すぎるライバルにぶつかり続ける首位運のなさに泣かされ続け、これまで首位争いすらできていなかったのだ。
だが、その負の歴史も今日でついにピリオドが打たれた。3枚目のアルバム『Y』が0.9万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得。デビューから5年目、近いようで遠かったチャートの頂点に対に届いた。それは彼のこれまでの努力が、報われた瞬間でもあったのだ。
大逆転アルバム年間1位も射程圏内!新時代のエース誕生へ!
2023年度の年間ランキングも残すところあと1週。現在、昨年12月にリリースされた神谷浩史の『appside』が男性声優の暫定年間1位を守り続けていた。だが、内田雄馬は初動だけでそれに近い数字となった。まだ神谷がわずかに上だが、その差はもはや風前の灯。来週の年間最終週で、内田が大逆転で男性声優アルバム年間1位となることはほぼ確実の情勢となった。
昨年はシングルで頂点に立った内田だが、今年はアルバムで頂点に立つことになった。いうまでもなく、男性声優では断トツの人気であることに間違いはないだろう。新時代の男性声優をけん引する、新たなエースが誕生した瞬間といえよう。
【DLシングル】YOASOBI、超接戦の果てに王座防衛!
取り戻した玉座は、もう譲らせない。今週もとんでもない超接戦となったデジタルシングルランキングを制したのは、YOASOBIの「勇者」だった。なんと、2位の緑黄色社会との差はたったの100。最終日に猛追され逆転負けか、と思われたが、序盤の貯金が効いて僅差で逃げ切った。
なんとか玉座を防衛したとはいえ、日曜デイリー以降は再び緑黄色社会に上を取られ、来週の首位攻防戦は厳しい出だしとなっている。緑黄色社会は来週CD発売という一大イベントがあるため、CDに引っ張られ配信も売り上げが増える可能性が高い。はたして、年末まで玉座を守り切れるだろうか。
【今週のラブライブ!】蓮ノ空充実のルーキーイヤー!来年は更なる飛躍へ!
まだ小さな瞬きではあるが、確かな成長を見せることはできた。3週連続リリースの最後を飾ったみらくらぱーく!の「アイデンティティ」。強力な一般アーティストに阻まれ週間1位を掴むことはできなかったが、デイリーでは最も多く首位に立ち、その存在感を見せつけた。売り上げも0.4万枚と、蓮ノ空ユニットのデビューシングルとしては4月のスリーズブーケ、ドルケストラを上回った。
これで、今年度の蓮ノ空単体としてのリリースはこれで終了。来週は先輩、そしてアイマスを巻き込んだお祭り曲のリリースを残すのみ。で鳴り物入りで登場した今年、ルーキーイヤーは充実の1年となったのは間違いないだろう。
来週の注目新譜はZOOL!
2023/12/11付のアルバムランキングで首位を狙うのは、ZOOLの『Zquare』だ。今年アルバムの連勝記録が途切れてしまったアイナナではあるが、ユニット名義としての連続1位はまだ途切れていない。前作は2万枚に迫るすさまじいヒットとなっただけに、今回も高い売り上げに期待がかかる。2023年度の最後を1位で飾れるか、明日のデイリーは注目だ。