これが、ガンダム。
2024/01/30付の週間シングルランキングが発表され、西川貴教がシングルチャートを総なめした。
【シングル】西川×ガンダム=最強!シングル首位総なめ!
これが、21世紀を制した最強のガンダムの力だ。シングルランキングでは、西川貴教の「FREEDOM」が2.6万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得した。西川にとっては実に19年ぶりとなるガンダムタイアップ。かつて大ヒットを果たした最強タッグで、再び邦楽を制した。
CDランキングのみならず、デジタルシングルランキングでは他のライバルを完全に抑え込み、初のオリコン週間1位を獲得した。西川はT.M.Revolutionとして何度もオリコン1位を獲得しているが、本人名義での首位獲得は初の快挙となった。
ガンダムシリーズのオリコン1位は2年ぶり!
『ガンダム』シリーズの作品がオリコン週間1位を獲得したのは、2022年のYOASOBIの「祝福」以来、2年ぶりの快挙となった。昨年こそ1位獲得はなかったものの、2020年以降ほぼ毎年必ず1作ガンダム関連作品がオリコン1位を獲得している。それほど、ガンダムブランドの力は絶大なのだ。
そして『ガンダムSEED』シリーズとしては、これで通算5作目のオリコン週間1位となる。そのうち過半数の3つが西川が歌った主題歌であり、ガンダム人気のみならず西川の人気も合わさることでオリコン1位へ届いたことになる。西川とガンダムのタッグがいかに最強であるかを令和の世で証明してみせたのだ。
【アルバム】あんスタが2024年最高の幕開け!
アルバムランキングでは、UNDEADの『罪の底』が2.1万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。6年前の前作からは半減してしまったが、CDが売れない現代でもこれだけの売り上げを出せるのはそれだけあんスタの人気がいまだにすさまじいことを物語っていると言えよう。
初動2万オーバーは、今年リリースされたすべてのキャラ名義で最も高い初動となる。男性キャラアイドルの頂点に立つ最強のアイドル達が、今年もすさまじい結果を残してくれることをにおわせる2024年の幕開けと言えそうだ。
【今週のラブライブ!】虹ヶ咲、3週連続リリースの最後を締めくくる!
最強のガンダムと鉢合わせしてしまい、首位争いに加わることができなかった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「New Year's March!/ラジオ体操第一」。3週連続リリースで唯一首位を逃す形となったが、その初動売上は驚きの1.4万枚。なんと、オリコン週間1位を獲得したLiella!の売り上げを超えてきたのだ。
これは、連続リリースの最後は初週に偏りやすく、初動が高くなるという連続リリースの法則通りの結果となっている。これまでは後から買ったファンが今回は初週に買ったことで、最も高い初動となったのだ。むしろこれだけの売上で1位が取れなかったのは運が悪かっただけに過ぎないだろう。
ラブライブ新世代へ、三本柱が新たな時代を築けるか?!
今回の3週連続リリースは、Aqoursより後にデビューした後発3作品のみと、ラブライブとしては新世代に当たる作品が連続リリースを担った。現在、Aqoursはリリースペースが大きく伸びており、徐々に新世代への世代交代が水面下でなされていることが伺える。Aqoursもキャストが30代に突入し、以前のような激しいダンスは年々厳しくなっていく。若さが武器であるアイドルに、新世代の覚醒は必要不可欠なのだ。
この冬から春にかけて、ラブライブのリリース予定は蓮ノ空を中心に大量リリースが予定されている。令和新時代を担うことになる最新世代である蓮ノ空が、シリーズの未来を担うレベルにまで成長ができるか試される3ヶ月となりそうだ。ラブライブは名実ともに、新たな世代へと突入しつつある。