YOASOBIか、それ以外か。
2024/07/05付のデジタルシングルデイリーランキングが発表され、GEMNの「ファタール」が0.4万DLを売り上げ、オリコン首位スタートを決めた。
昨年王者『推しの子』が紅白歌手引っさげ首位スタート!
これが、話題の中心に立つものの強さだ。デジタルシングルランキングでは、GEMNの「ファタール」が0.4万DLを売り上げ、オリコン首位スタートを決めた。昨年の「アイドル」の歴史的ヒットから1年、『推しの子』が1年ぶりにチャートに舞い戻った。
その主題歌を引き継いだ新ユニットGEMNは、キタニタツヤと中島健人のデュオユニットだった。どちらも紅白歌合戦に出場経験があり、昨年の紅白でハイライトとなった『推しの子』との最強タッグが実現した。今年も紅白で『推しの子』の活躍が見れるかどうかを決める、その第一歩を踏み出した。
YOASOBI、2位後退も莫大リードで首位争いは変わらず!
どころが、その最強タッグに立ちふさがったのは、なんと前任者であるYOASOBIだった。オリコンデイリー1位スタートとなったとはいえ、YOASOBIもしっかり粘って既に1万DLを超えており、ここから追いつく可能性は薄い。初週の週間争いにおいては、集計期間で有利なYOASOBIが1位確実の情勢に変わりはないのだ。
とはいえ、配信での覇権争いはまだ始まったばかり。「アイドル」も初週は『鬼滅の刃』に敗れ首位を逃しており、2週目から本領を発揮し首位を独走する形となっていった。今週は2位スタートとなるが、本当の戦いは来週からなのだ。
うたプリ3連勝!見えない敵との闘いに勝てるか?!
一方で、アルバムランキングでは、黒崎蘭丸の『MUSIC FOR LIFE』が0.1万枚を売り上げ、3日連続でオリコンデイリー1位をキープした。ここまでライバルを全く寄せ付けない完全独走態勢。早くもオリコン1位は確実かと思える展開だが、まだ安心はできない。
それは週間ランキングでいきなり登場する輸入盤韓国の存在。デイリーパーフェクトを達成しても、突如として首位を奪われてしまうのだ。見えない敵が迫りくる中、まずは一つでも多くリードを保ちたいところだ。