CDなしでも、強し!

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2024/07/31付のデジタルシングルデイリーランキングが発表され、GLAYがデイリー1位スタートを決めた。

不得意ながら配信でもGLAYが首位スタート!



本拠地でない不得意なフィールドでも、その強さに変わりはない。デジタルシングルランキングでは、GLAYの「会心ノ一撃」が0.2万DLを売り上げ、初のデイリー1位スタートを決めた。

ここまでアニメタイアップは全てCDとしてリリースしてきたが、今回は初の配信限定リリース。一切配信リリースを行わない先週のTHE ALFEEのように、20世紀から活動するアーティストの多くは配信を苦手としているが、あえて得意のCDを捨て、デジタル全盛の時代に対応してきたのだ。

ここまで夏クールは全て異なる首位、今回も交代なるか?

7月度のデジタルシングル週間1位変遷

タイトルアーティスト初動
07/06付 UNDEAD YOASOBI 1.8万DL
07/13付 シカ色デイズ シカ部 0.9万DL
07/20付 カーテンコール 優里 0.8万DL
07/27付 ファタール GEMN 0.5万DL

この夏、デジタルシングルランキングでは極めて珍しい現象が起きている。ここまで4週に渡って、全ての週で異なる夏アニメ主題歌が首位になっているからだ。鬼滅ブーム以降のアニメ主題歌は、一つの曲だけが極端な大ヒットとなり、次のクールが始まるまで首位を独占するパターンを繰り返してきた。ところがこの夏は、そのような他を凌駕するような大ヒット曲がなく、ほとんど横一線の実力となっておりかわるがわる首位が入れ替わっているのだ。

GLAYも首位スタートを決めたことで、5週連続で夏アニメ主題歌の首位が入れ替わる可能性が高まった。はたしてこの交代劇はどこまで続くのか、それともどこかでヒット曲が抜け出すのか。夏アニメも中盤に入り、デジタルシングルランキングはますます激しい戦いとなっていきそうだ。

高海千歌、最後の誕生日CDが首位スタート!

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一方、アルバムランキングでは、高海千歌の『THE STORY OF SUNSHINE!! Takami Chika』が4作連続の首位スタートを決めた。昨年はリリースがなかったため、2年ぶりのリリースとなる誕生日アルバムシリーズ。これが最後だけに、売上は前作を大幅に上回っている可能性が高い。

さらに、発売条件もこれまでとは異なり木曜発売と大幅に改善。これまではまともとは言えない日曜発売などでまともな週間争いすらできなかったが、久々に首位獲得となるだろうか。

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