11人に、敵はなし!

2024/10/29付の週間シングルランキングが発表され、Liella!が週間1位を獲得した。
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【シングル】ラブライブ初!Liella!週間ワンツー制覇!
これが、連覇を目指す最強アイドル達の力だ。シングルランキングでは、Liella!の「Let's be ONE」が1.0万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。さらに、エンディングの「DAISUKI FULL POWER」も2位にランクインし、Liella!が週間1・2位を独占した。
史上最速記録となったオリコン1位獲得から早10ヶ月。この間リリースされたのはユニットシングルだけであり、Liella!としてのリリースは久々となった。今回のCDにはチケット応募券が付属していないためその分初動売上は落としたが、2枚同時リリースとなったことで結果的にトータルの売り上げは増やすことに成功したのだ。
ラブライブ同時リリースで初めて表彰台を独占!

ラブライブは基本的に1週につき1枚ごとのリリースが多く、同時リリースするケースはあまりない。同時リリースを敢行したケースとして虹ヶ咲、Liella!、蓮ノ空のユニットシングルの同時リリースが過去にはあるが、メインのグループで同時リリースがなされるのは今回が初となった。
上述の派生ユニットによる同時リリースではいずれも強力なライバルと鉢合わせしたことにより週間1位を獲得できていなかったため、いずれかのシングルが週間を制することそのものが初となった。今回はチケットがないという不利な状況でのリリースだったが、それでも両方ともしっかり大台を超えた。Liella!の人気は、しっかり根付いているといえよう。
【アルバム】バンドブームは性別関係なし!ギヴンが週間頂点に!

アルバムランキングでは、ギヴンの『ギヴン THE BEST』が0.6万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得した。2018年から何度も新作が制作されているアニメ『ギヴン』のベストアルバムが、ClariSとのベスト対決を制し初の頂冠となった。
『ギヴン』は男性バンドのメンバーの絡みあいが主題の作品であるが、音楽ものとしても評価が高く楽曲あhいずれもヒットとなっていた。一流のミュージシャンが作品のバックボーンで音楽を支えるというのは、女性バンドである『ぼっち・ざ・ろっく!』と同じ図式だ。バンドブームに性別は関係ない。新時代を象徴する1位といえるだろう。
【DLシングル】Creepy Nuts、盤石の粘りで総選挙制す!

デジタルシングルランキングでは、Creepy Nutsの「オトノケ」が0.9万DLを売り上げ、3週連続で週間1位をキープ。対抗馬となるライバルは全く現れる様子もなく、デイリーランキングという名の総選挙も全日程単独首位の圧勝劇を見せた。
いよいよ来月には紅白歌合戦の発表が控えており、紅白出場が確実視されているCreepy Nutsはそこで更なるブーストがかかることは間違いない。この長期政権は、紅白効果がなくなる来年の年始まで続くかもしれない。
【今週のラブライブ!】お祭り特大花火!売上倍増でラスト週飾る!

br /> 最後までその強さは強烈なものであった。発売6週目を迎えた「Bring the LOVE!」は、なんと今週0.4万枚を売り上げた。先週の売り上げが0.3万枚となっており、なんと3週連続で週間売上が右肩上がりで増えたことになる。これにより、ついに累計は4万枚の大台に到達して見せた。
この急上昇の要因は、今週でアジアツアーのチケット応募が締め切りを迎え、その申し込みのために駆け込み購入が相次いだことが理由である。最初こそ様子見状態が続いていたが、先発の中国公演での評判が後半戦の動きを変え、最後まで圧倒的な粘りとなって表れたのだ。
そのラスト週となる今週を、特大花火を打ち上げる圧倒的な強さで締めくくった。来週は圏外に沈むとみられるが、今年のラブライブ5番目の売り上げとなったその強さは本物だ。
来週の注目新譜は22/7!

2024/11/05付のシングルランキングで首位を狙うのは、22/7の「YESとNOの間に」だ。ついに10作連続1位という大台に迫っただけに、その大記録を成し遂げられるかに注目だ。前作では売り上げを大きく落とし、現在3年連続制覇を狙うキャラ名義年間暫定1位はスリーズブーケに奪われるというまさかの展開。果たしてこのラストチャンスで玉座を取り戻せるか。初日デイリーに注目だ。