大晦日に選ばれしアニソンは。

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ついに紅白シーズンで最も注目される出場者発表を迎えた。果たして、その予想はどこまで当てることができていたのだろうか?

第75回NHK紅白歌合戦、出場者予想結果!



それでは、今回の第75回NHK紅白歌合戦の全出演者の予想がどれだけ当たっていたかの結果を発表する。それでは、結果を見ていきたい。

紅組の出場者・答え合わせ

歌手名出場の
可能性
直近の
出場
結果
1 MISIA 10.0 SS 第74回 出場
2 石川さゆり 10.0 SS 第74回 出場
3 Perfume 10.0 SS 第74回 落選
4 坂本冬美 10.0 SS 第74回 出場
5 天童よしみ 10.0 SS 第74回 出場
6 水森かおり 10.0 SS 第74回 出場
7 Superfly 9.3 S 第74回 出場
8 YOASOBI 9.2 S 第74回 落選
9 緑黄色社会 9.2 S 第74回 出場
10 ME:I 9.0 S - 出場
11 あいみょん 8.9 A+ 第74回 出場
12 乃木坂46 8.7 A+ 第74回 出場
13 FRUITS ZIPPER 8.5 A+ - 落選
14 LE SSERAFIM 8.4 A 第74回 出場
15 IVE 8.3 A 第74回 落選
16 TWICE 8.2 A 第74回
(MISAMO)
出場
17 aiko 8.2 A 第70回 出場
18 NiziU 8.1 A 第74回 落選
19 milet 8.1 A 第74回 落選
20 ano 8.0 A 第74回 落選
21 櫻坂46 8.0 A 第74回 出場
紅白出場濃厚ライン
22 椎名林檎 7.9 B 第74回 出場
23 西野カナ 7.8 B 第69回 落選
24 いきものがかり 7.7 B 第70回 落選
25 ILLIT 7.6 B - 出場
26 JUJU 7.5 B 第74回 落選
27 ハマいく 7.4 B 第74回 落選
28 Ado 7.3 B 第74回 落選
29 tuki. 7.2 B - 出場
30 日向坂46 7.1 B 第73回 落選
紅白出場可能性ライン
31 薬師丸ひろ子 6.9 C 第74回 落選
32 ヨルシカ 6.7 C - 落選
33 松任谷由実 6.6 C 第73回 落選
34 ずっと真夜中でいいのに。 6.5 C - 落選
35 NewJeans 6.2 C 第74回 落選
36 星街すいせい 6.1 C - 落選
37 Liella! 6.0 C - 落選
38 結束バンド 5.8 D - 落選
39 aespa 5.7 D - 落選
40 新しい学校のリーダーズ 5.5 D 第74回 落選
紅白出場予想線外からの出場
- イルカ *.* - 第43回 出場
- HY *.* - 第63回 出場
- 髙橋真梨子 *.* - 第68回 出場


白組の出場者・答え合わせ

歌手名出場の
可能性
直近の
出場
結果
1 星野源 10.0 SS 第74回 出場
2 郷ひろみ 10.0 SS 第74回 出場
3 福山雅治 10.0 SS 第74回 出場
4 三山ひろし 10.0 SS 第74回 出場
5 ゆず 10.0 SS 第74回 落選
6 Mrs. GREEN APPLE 10.0 SS 第74回 出場
7 Creepy Nuts 10.0 SS - 出場
8 山内惠介 9.8 SS 第74回 出場
9 鈴木雅之 9.6 SS 第74回 落選
10 純烈 9.5 SS 第74回 出場
11 Official髭男dism 9.4 S 第74回 落選
12 こっちのけんと 9.1 S - 出場
13 Da-iCE 9.0 S - 出場
14 BE:FIRST 8.8 A+ 第74回 出場
15 JO1 8.8 A+ 第74回 出場
16 Stray Kids 8.5 A+ 第74回 落選
17 SEVENTEEN 8.4 A 第74回 落選
18 MY FIRST STORY
×HYDE
8.3 A 第69回
(HYDE)
落選
19 Vaundy 8.2 A 第73回 出場
20 Omoinotake 8.1 A - 出場
21 Number_i 8.0 A - 出場
紅白出場濃厚ライン
22 SPYAIR 7.9 B - 落選
23 すとぷり 7.8 B 第74回 落選
24 大泉洋 7.5 B 第74回 落選
25 さだまさし 7.4 B 第74回 落選
26 新浜レオン 7.3 B - 出場
27 B’z 7.2 B - 落選
28 米津玄師 7.2 B 第69回 落選
29 YOSHIKI 7.1 B 第74回 落選
30 THE ALFEE 7.0 B 第34回 出場
紅白出場可能性ライン
31 King Gnu 6.9 C 第73回 落選
32 マカロニえんぴつ 6.8 C - 落選
33 SEKAI NO OWARI 6.3 C 第73回 落選
34 キタニタツヤ
(GEMN)
6.2 C 第74回 落選
35 藤井風 6.1 C 第73回 出場
36 INI 6.0 C - 落選
37 エレファントカシマシ 5.8 D 第74回 落選
38 Snow Man 5.5 D 第73回 落選
39 なにわ男子 5.5 D 第73回 落選
40 SixTONES 5.5 D 第73回 落選
紅白出場予想線外からの出場
- TOMORROW X TOGETHER *.* - - 出場
- 南こうせつ *.* - 第48回 出場
- GLAY *.* - 第50回 出場
- 氷川きよし *.* - 第73回 特別出場


当サイトの的中率は69%・・・

赤組 白組 合計
S 的中率 80.0% (8/10) 76.9% (10/13) 78.3% (18/23)
A 的中率 54.5% (6/11) 62.5% (5/8) 57.9% (11/19)
濃厚ライン
総合的中率
66.7% (14/21) 71.4% (15/21) 69.0% (29/42)
B からの出場 33.3% (3/9) 22.2% (2/9) 27.8% (5/18)

当サイトの予想結果は、総合的中率69%と過去ワーストの大敗に終わった。出場安泰と思われたPerfume、ゆずなどの常連組がことごとく姿を消し、Sランク予想が壊滅的状態となったのが原因である。昨年は完全パーフェクトであったSランク予想が80%を切るのは、予想史上初の最悪の事態である。

そして、Aランクの予想も昨年を下回る結果となった。特に動向がわかりづらかったK-POP勢は普通に入れ替えが行われ、昨年出ていたアーティストを残してしまったのが失敗の原因となった。男性K-POP枠のTOMORROW X TOGETHERの内定報道がもう少し早ければ修正が間に合っていただけに、残念としかいいようがない。

そして最大の原因は、昨年に引き続きジャニーズ騒動である。途中まではジャニーズ復帰のめどがたち、SnowManらを予想枠に入れていたが、土壇場で破談したことにより予想の修正が極めて厳しいものとなった。その枠を埋めたのはまさかの超ベテラン組の復帰。昨年の最低視聴率更新がよほど堪えたのか、数字を持っている高齢者層取り込みという原点回帰に舵を切る采配となった。

一方で、Bランク以下からの出場は昨年から少し増えた。周年枠として予想されたTHE ALFEEがサプライズ選出されたことが功を奏し、昨年より唯一的中率を回復させたパートとなった。また、昨年はひとつづつあったCランク、Dランクは2年ぶりの復帰を果たした藤井風のみが選ばれた。あくまでこのランクは選ばれれば奇跡、という枠であり、そこから1人でも選ばれただけましである。

そして、最近増えているベテランの復帰枠の予想は事実上不可能であり、選外からの出場が多ければ多いほど的中率は下がっていく。今後もこの傾向が続くなら、予想はもはや不可能なものになっていくものと思われる。

今年の紅白は確定わずか2曲・・・何が明暗をわけたのか

『Creepy Nuts』争点は扱い!前半トリの可能性も!

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今年のアニメ枠最有力とされたCreepy Nutsが、無事に大晦日の大舞台への切符を手にした。歴史的ヒットによりその待遇にも注目が集まが、さすがに初出場ということもあり遅い時間帯になる可能性は引くとみられる。前半枠のトリで、全員でBBBBダンスをする可能性が高そうだ。



『aiko』コナン効果で復活!函館からの中継も?!

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アニメ枠が壊滅的状態に陥る中、aikoが『コナン』効果で紅白凱旋を果たした。『名探偵コナン』が紅白に復活するのは5年ぶり。昨年は紅白には絶対に出ないことを明言しているスピッツ担当だったため縁がなかったが、2年連続100億という大ヒット作を見過ごすわけがなく、無事にこの舞台へと舞い戻った。

気になる演出だが、今回の映画の舞台は函館だったため、函館・五稜郭から中継で出演する可能性もある。このようなご当地からの中継枠は紅白恒例であり、地方活性を目指すNHKとのニーズにもマッチしていることから、この演出になる可能性が高そうだ。

『鬼滅』まさか――5年連続紅白出場に幕

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ここまで5年連続で紅白に出場した『鬼滅の刃』。徐々に売り上げを落としていたとはいえ、それでも十分に売れていたことで出場は安泰か、と思われた。しかし、待っていたのは『落選』という非情な事実。アニソン史上最多となる5年間守り続けた鬼殺の魂は、はかなく散った。

『主題歌を担当すれば紅白に出られる』――驕りが生まれていたのは間違いない。5年連続で紅白出場が続き、誰が歌っても紅白に出られるならと、主題歌選出は徐々にビジネス的な側面を持つようになっていった。LiSAやAimerまでならまだファンにも受け入れられたが、昨年のマンウィズから「何か違うのでは?」と、ファンとの認識のずれが生まれつつあった。そしてそれは今年担当となった MY FIRST STORY×HYDEで決定的なものとなってしまったのだ。

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そもそも当初より、『柱稽古編』はファンからの評価が低かった。あくまで最終決戦の『無限城編』へのつなぎとなる短編であり、ファンもアニメ化するなら2時間スペシャルだろうと捉えていた。しかし、フジテレビはあろうことかこの柱稽古を1クール分に大幅に水増し。掘り下げ描写を加えたが、そのほとんどは助長すぎる無駄なシーンが目立ち、酷評の嵐となった。そしてその主題歌もまた、「鬼滅に合っていない」「盛り上がらない」と低評価。それが紅白スタッフにも伝わり、選出から漏れてしまったのである。

利益に目がくらんだスタッフとハイクオリティな作品を求めるファンとの認識のずれが、最悪の結末を迎えた。もちろん、来年公開されるであろう『無限城編』は大ヒット確実であり、その主題歌が紅白に戻ってくる可能性はゼロではない。しかし、一度途切れてしまったバトンがつながることはない。令和の世を席捲した『鬼滅の刃』というブームは、もはや過去のものなのだ。

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