これが、最後。

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2024/12/18付のシングルデイリーランキングは、目を疑うような結果となった。史上初のオリコン連覇を目指すAqoursの「永久hours」の初日売上が発表されたが、その売り上げはなんと、7.1万枚。キャラ名義歴代最高売上をたたき出したのだ。

これがAqoursの終着点!衝撃の7.1万枚!!!


そのデイリーが発表された瞬間、誰もが目を疑った。前作実績で1万枚を超える者がいない超ラッキー週にリリースとなったAqoursが、初日からオリコンの頂点に立った。だが、問題なのはその枚数。なんとその売り上げは7.1万枚。これまでのAqoursはおろか、歴代度のキャラクターも出したことがない、誰も見たことがない異次元の数字となった。

今回のAqoursは最後のフィナーレシングルということで、最後の雄姿を見届けようと多くのファンがCDを買いに走る光景がみられすさまじい売り上げとなることが予測されていたが、それでもここまでの数字を予測できたものはいないだろう。ファイナルという力は、限界などはるかに超える異次元の数字となって表れたのだ。

キャラ名義シングルデイリー歴代最高記録を大幅に更新!

キャラ名義シングルデイリー売上歴代TOP10

タイトル アーティスト 売上
1 永久hours Aqours 7.1万枚
2 僕が持ってるものなら 22/7 6.4万枚
3 僕は今夜、出て行く 22/7 6.3万枚
4 FLY TO THE FUTURE QUARTET NIGHT 6.2万枚
5 神様だって決められない 22/7 5.2万枚
6 曇り空の向こうは晴れている 22/7 4.9万枚
7 覚醒 22/7 4.8万枚
8 ウルトラブラスト ST☆RISH 4.6万枚
9 YESとNOの間に 22/7 4.5万枚
10 僕たちはひとつの光/Future style μ's 3.9万枚

その数字がいかに異次元だったかは、歴代初動を一覧にすれば一目瞭然だ。Aqoursの叩き出した7.1万枚という数字は、これまで歴代初動上位を独占していた22/7の数字をはるかに凌駕するものであった。いうまでもなく、7万台に到達したのは歴代史上初。アルバムを含めても、初日8万枚を叩き出した『ヒプノシスマイク』であり、CD全体でも歴代2位の異次元の記録となった。

現在の音楽ランキングは深刻なCD不況となっており、キャラ名義シングルの売り上げは年を追うごとに大幅に低下。AKBのノウハウで高い売り上げを叩き出していたナナニジ以外は初日5万枚を超えることすらできていなかった。そのナナニジも不況の波には抗えず、最新シングルは5万枚に届いていなかったことを考えれば、いかにこの数字が規格外であるかは明白だ。

最強ライバルを粉砕!!史上初の連覇は初日で確定!

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この異次元の数字の前に、最強のライバルもひとたまりはなかった。Aqoursのライバルとして予想していたSWEET STEADYは2万枚を売り上げ2位に登場したが、Aqoursはその3倍以上の売り上げを叩き出し、初日だけで勝負は決着した。Aqoursのオリコン連覇という史上初の快挙は、初日だけで決定したのだ。

ただ、SWEET STEADYも決して弱かったわけではなく、2万枚という数字は、Aqoursの前作「僕らの海でまた会おう」の2倍以上の売上であり、今回のAqoursがフィナーレシングルという特殊な事情でなければ、まず勝てていなかったであろう強敵であった。いかにファイナルという重みがすさまじいか、改めて証明される形となった。

女性キャラ史上初のCD単独初動10万越えの可能性も!

Aqoursのデイリー推移予測・前作比較

サンフレ 4.6万枚 7.4万枚 8.0万枚 9.0万枚 9.5万枚 9.9万枚 10.2万枚
永久 7.1万枚 8.4万枚 9.1万枚 9.7万枚 10万枚 10万枚 10.7万枚

この異次元のロケットスタートにより、Aqoursはこれまでの最大ヒットである「Thank you, FRIENDS!!」の売り上げを超える可能性が非常に高くなった。「Thank you, FRIENDS!!」は初動10万枚。女性キャラ名義のシングルの中で、初動だけで10万枚に到達した唯一の作品である。その記録を、自ら更新しようとしているのだ。

上記の推移表を見ればわかる通り、「Thank you, FRIENDS!!」が10万枚に到達したのは週間のデジタル成分の補正によるものであり、CD単体では9.9万枚とギリギリ10万枚の壁に届かなかった。だが、既にもうあと3万枚というロケットスタートにより、CD単独での10万越えという史上初の大快挙も見えてきたのだ。

オリコン連覇という史上初の快挙は叶ったが、こちらの大偉業も達成となるか。明日以降のデイリーからも目が離せない。

新エースMyGO!!!!!、前作と全く同じスタート!

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一方、アルバムランキングは、MyGO!!!!!の『跡暖空』が1.2万枚を売り上げ、2作連続首位スタートを決めた。MyGO!!!!!の大躍進の象徴となった前作『迷跡波』の初日は1.2万枚であり、なんとほぼピタリと同じ数字となった。強固な固定ファンを持つアーティストは売上が同じになりやすいが、ここまでピタリと同じになるのは前例がない。

今週は他にアルバムの新譜はないため、言うまでもなく2作連続の週間1位は決定。早ければ週末にも先週のRoseliaの売り上げを超える可能性がある。シングルのAqoursがあまりにもヤバすぎるため完全に陰に隠れてしまっているが、こちらもすさまじい人気であることは間違いない。キャラ名義の底力を見せつける、最高のデイリーとなった。

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