これが、タイアップの差。

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2025/01/30付のデジタルシングルデイリーランキングが発表され、米津玄師の「BOW AND ARROW」が0.3万DLを売り上げ、3日連続でデイリー1位をキープした。

米津2万越えも、前作から大きく売り上げダウン

米津玄師のデイリー推移予測・前作比較

単位:DL 日・週
Plazma 2.1 2.6 3.1 3.3 3.6 4.0 4.4万DL
ARROW 1.7 2.0 2.3 2.4 2.6 2.8 3.2万DL

先週見せた無敵の米津とは、完全に別人だ。3日目のデイリーでなんとか2万DLを超えた米津だが、前作の初日売り上げを超えるのに3日かかり、同じ曜日と比較しても3割以下と大苦戦。最終的な初動は3万の大台に乗せられるかどうかの瀬戸際に立たされており、前作から1万以上初動を落とす見込みとなっている。

なぜここまで下がってしまったのか。それは前回のタイアップである『ガンダム』が、あまりにも人気過ぎたからだ。冬アニメ『メダリスト』も注目されてはいたが、国民的アニメであるガンダムとは知名度は比較対象にすらならない。その絶望的なタイアップの力量差は、米津であっても埋められないのだ。

配信『死の週』でまさかの完敗・・・意地見せる手立ては

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そしてそんな米津に追い打ちをかけるように、今週は配信1位の常連が終結。昨年男性アイドル配信1位の売り上げをたたき出したNumber_iに倍近い差をつけられると、火曜デイリーはドラマ主題歌の星野源、水曜デイリーはミスチル桜井の所属するBank Bandと、トップクラスのアーティストの波状攻撃を受け、オリコンデイリー1位獲得はおろか、TOP3維持すらままならない状態なのだ。

Number_iとの差は2万以上まで広がり、米津はすでに今週の週間2位以下が確定している。しかし、米津の週間1位の可能性そのものは完全に消えたわけではない。米津は2週目以降も粘れるため、来週以降の粘りで首位に浮上する可能性は残されているからだ。果たして、来週リベンジを果たす未来を創ることはできるのだろうか。

Aqours最後の花火へ、2週連続1位の可能性浮上!

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正真正銘、Aqoursの最後の輝きだ。先週返り咲き1位を果たしたAqoursの「永久hours」。なんと今週も新譜を一瞬で逆転してデイリー1位に返り咲き、CDシングルランキングでの2週連続週間1位の可能性が高まった。

今週でチケットの締め切りは切れるため、ファンも最後の追い込みで売り上げは高騰。月曜デイリーでは20日ぶりにオリコンデイリー1位に浮上した。そのため今週の売り上げはなんと1万近くまで回復する可能性もあり、Aqoursは最後の花火を上げることになりそうだ。

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