これが、最後という意味。

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2025/03/20付のシングルデイリーランキングが発表され、みらくらぱーく!の「全方位キュン♡」が0.5万枚を売り上げ、2日連続で首位をキープした。

これがみらくら伝説!『死の週』切り裂くごぼう抜き!



『最後』という言葉の重みは、想像以上であった。初日は最強アイドル軍団に阻まれ数字が出なかった蓮ノ空だが、2日目は水のジャニーズを除いて全員急落。入れ替わる形で蓮ノ空の3グループが全て上位に浮上し、オリコンデイリーTOP3入りを果たした。その中で頂点に立ったのは、みらくらぱーく!の「全方位キュン♡」だった。

今回、みらくらぱーく!には4thライブの神奈川公演の応募券が付属する。先日102期生のファイナルライブであることが発表されると、その需要は他のライブとは比べ物にならないほど上昇。結果、売上は前作をはるかにしのぐ、とんでもない勢いとなった。

2ndライブ応募応募券が付属し蓮ノ空初めて2万の大台を超えた2ndシングル、全員集合の3rdライブ千秋楽チケット応募券が付属し蓮ノ空の最高初動となった3rdシングルに続いて、4thシングルでも超重要なライブを任されたみらくら。話の都合でデビューが半年遅れたお詫びで、シングルの売上ではこれ以上ないぐらいの優遇ぶりを受けているのだ。

ファイナル効果でまたしても最高初動へ!

みらくらぱーく!のデイリー推移予測・前作比較

日・週
ファン 1.7万枚 2.2万枚 2.5万枚 2.8万枚 3.0万枚 3.1万枚
キュン 1.9万枚 2.4万枚 2.8万枚 3.0万枚 3.3万枚 3.5万枚

そしてファイナル効果により、なんと前作の2日目の売り上げを上回った。初日の数字は不明だが、前作実績を考えると初日だけで2万枚に迫る非常に高い売り上げとなっていることは確実であり、最終的な初動はまたしても最高初動更新の可能性が出てきた。常にみらくらが、蓮の頂点に立ち続けているのだ。

さらに明日は祝日となるため、通常の木曜デイリーと比べて粘る可能性が高い状況となっている。ここでの売り上げ次第では、土日を待たずして3万の大台に乗り、最高初動更新の可能性が極めて高くなる。果たしてどこまで行ってしまうのか。Aqoursのフィナーレシングルの歴代最高初動を見ればわかる通り、最後の重みは桁違いなのだ。

みらくらだけじゃない!ドルケ初のオリコンデイリーTOP3!

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快挙はみらくらだけではない。なんと、オリコンデイリー3位にランクインしたのはDOLLCHESTRAの「COMPASS」だった。売り上げは0.3万枚とみらくらの半分程度となってはいるが、こちらはファイナルライブではないため、需要の差が非常に大きいのが理由のようだ。

ただ、それ以上にこの浮上が、DOLLCHESTRAにとって初のオリコンデイリーTOP3入りとなったことが大きい。初日はスリーズブーケの下だったため、いつも通りであればスリーズブーケが3位となり、DOLLCHESTRAは数字が出ないとみられていた。だが、まさかの2番手に浮上により、初の表彰台に滑り込んだのだ。

これまで、DOLLCHESTRAだけほかの2組と比べると人気がないと心無い声も少なくはなかった。事実、前作の3rdシングルシリーズではドルケだけ2万台と大きく売り上げを放されてしまっていたが、今回初めてスリブを破ったことで見返すことはできただろう。

水樹、残念ながら2日目は大幅ダウン

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水樹奈々のデイリー推移予測・前作比較

DR 1.0万枚 1.5万枚 1.7万枚 1.8万枚 2.0万枚 2.1万枚 2.2万枚
CE 1.0万枚 1.4万枚 1.5万枚 1.6万枚 1.8万枚 1.9万枚 2.0万枚


一方、アルバムランキングでは、水樹奈々の『CONTEMPORARY EMOTION』が2日連続で1位をキープ。しかし、売上は0.3万枚と大幅にダウン。昨日懸念されていた『初日一極集中による2日目の急落』という悪い予想は的中し、残念ながら初動前作越えの可能性はなくなった。

これが、CD衰退の現実だ。ファンが予約した分が一斉集計される初日だけは今まで通り売れても、2日目以降に予約せず買う者が大きく減ったため急落してしまう。予約したらはいおしまい、どんな一流であっても、現在のCDで粘ることは極めて難しいのだ。今週、水樹奈々の10倍以上の売り上げを出しているオリコン首位のサザンでさえそうなのだから、時代の流れにはだれも逆らえないのだ。

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