これが、最強。

2025/06/24付の週間シングルランキングが発表され、TM NETWORKがオリコン週間1位を獲得した。
目次
【シングル】驚異のリバイバルヒット!TMN衝撃のオリコン制覇!
これが、長い歴史を持つ国民的アニメだけに許される業だ。デジタルシングルランキングでは、TM NETWORKの「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」が0.8万DLを売り上げ、初のオリコン週間1位を獲得した。オリジナル版が発売された1988年ではまだCDのレベルも高く首位争いにすら絡めなかったが、それから37年たって突如、チャートの頂点にたどり着いたのだ。
いうまでもなく、発売から首位獲得までのスパンとしては歴代最長記録を大幅に更新。まさに、50年近い歴史を持つガンダムだからこそできる業だ。購入したのは往年のガンダムファン以上に、令和から入った新規ファンが多く、令和世代に着る人たちにとっては、37年前の曲はかなり新鮮に映ったのだろう。
前代未聞の旧バージョンも同時ランクイン!

ジークアクスの劇中歌配信は放送直後の水曜日ではなく、1日空いた木曜日に配信されるのが通常である。それは「BEYOND THE TIME」でも例外ではなかったのだが、正式な配信を待てなかったファンがなんとオリジナル版の配信をフライングで購入するという現象が発生。まだ配信が始まっていなかった水曜デイリーで首位を獲得したのだ。
その後ジークアクス版の発売で売り上げの大半はそちらに移ったが、それでもオリジナル版だけで0.3万DLを売り上げた。令和のファンにとってバージョン違いなど些細な差でしかなく、話題になっている曲をいち早く聞きたいという衝動が今回明らかとなったのだ。
【アルバム】森口が3作ぶり大台越えでアルバム首位奪還!

アルバムランキングでは、森口博子の『GUNDAM SONG COVERS -ORCHESTRA-』が1.1万枚を売り上げ、3作ぶりの週間1位を獲得した。ここ再任はアニソンカバーのみをリリースし続けている森口だが、ここ2作はガンダム以外のカバーで売り上げを伸ばせずにいたが、3作ぶりのガンダムカバーで1万の大台に復帰。首位に返り咲いて見せた。
シングルランキングでのジークアクスの大活躍でガンダムそのものに注目が集まり、こちらの売り上げも大きく伸びることに貢献したのは間違いないだろう。ガンダムシリーズと縁の深い森口だからこそ、その効果も非常に大きく表れるのだ。
【CDシングル】米津、新譜不在の隙をつき週間V2!

シングルランキングでは、米津玄師の「Plazma」が0.5万枚を売り上げ、2週連続で週間1位をキープした。今週はCDに新譜は全くなく、自動的に首位をキープした形となったが、これにより、主要チャート全てをガンダムで独占。全てのチャートの首位が同一作品となるのはシリーズ初の快挙となった。
まだまだ品切れは解消していないが、じょじょに歳入化は進んでいる。このようなタイプのCDは3週目に売り上げがV字回復する傾向があるため、来週は今週をはるかにしのぐ売り上げに戻すかもしれない。
【今週のラブライブ!】Aqours、フィナーレライブ効果炸裂――!

これが、フィナーレライブの重みだ。ついに今週Aqoursのフィナーレライブが開催され、10年の歴史の幕を閉じた。それを惜しむように、フィナーレライブ前後から信じられない動きが連発。なんと、先週まで圏外に沈んでいた「永久hours」が、復活を果たしたのである。
さらにデイリーでは、ライブ初披露となった「Deep Blue」が圏外から復活するなど、フィナーレライブ披露曲の復活が相次いだ。普段物販砲が発射されにくいラブライブのライブでも、やはりフィナーレとなると別。来週のランキングでは、Aqoursの楽曲が大量復活するかもしれない。