世代交代しても、エースは不滅!

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2025/07/01付の週間シングルランキングが発表され、Roseliaが週間1位を獲得した。

【シングル】これぞ絶対的エース!Roselia週間ワンツー!


売り上げでは新世代にバトンを譲っても、絶対的エースの座は決して譲らない。シングルランキングでは、Roseliaの「Requiem for Fate」が1.4万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。さらに、同時リリースの「Dazzle the Destiny」も2位にランクインし、Roseliaが週間1・2位を独占した。

バンドリはこれまでも何度も複数バンドの同時リリースを敢行している。極端な例では当時存在した全てバンドがリリースして週間TOP6独占をするなど、輝かしい大記録を成し遂げているバンドリだが、意外にも同一バンドの同時リリースはこれまで一切なく、史上初の快挙となった。

1日遅れのハンデも跳ね返した!

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さらに、今回のシングルは2枚同時リリースだけでなく、木曜リリースと通常とは大きく異なるリリースが展開された。今週は火曜リリース、水曜リリースの大物が非常に強く、ただでさえ集計日数が不利なRoseliaは大苦戦を強いられるのではないかと予想された。

しかし、そんなハンデなどRoseliaの前には全くの無力であった。わずか2日でライバルを突き放すとそのまま逃げ切った。多少のハンデがあっても売れる、それがバンドリの絶対的エースたる所以なのだ。

【アルバム】ARIA大金星!初の週間1位獲得!!

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アルバムランキングでは、『ARIA The BEST 2005-2025』が0.7万枚を売り上げ、初の週間1位を獲得した。これまで『ARIA』シリーズは首位争いとは全く無縁であり、ヒットチャートでは影が薄かったのだが、なんと初のオールタイムベストで20年目にして初の週間1位の座をもぎ取ったのだ。

さらにライバルは、前作週間1位を獲得しているSir Vanityらが控えており、『ARIA』が週間1位になると予想していたものはほとんどいなかった。だが、初日から『ARIA』が首位に立つと、そのまま圧倒的なペースで逃げ切った。20年も追いかけてきたファンの思い、最高の形で結実した。

【DLシングル】ジークアクス最終回放送効果炸裂!

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今週、ついに『ジークアクス』が完結した。その衝撃的な最終回の影響はチャートにもしっかり反映され、主題歌「Plazma」は先週から大幅に売り上げを回復。なんと4か月ぶりに首位に返り咲いた。「Plazma」は先週までCDで2週連続週間1位となっていたため、異なるチャートで3週連続1位という珍現象も発生した。

「Plazma」だけでなく、他の楽曲も軒並み急浮上。特に最終回で再び流れた「水槽の街から」は圏外から復活を遂げるなど、いかに最終回の反響が大きかったかをうかがわせる。最強のガンダムはテレビから姿を消したが、その爪痕はチャート上に長く残り続けることになりそうだ。

【今週のラブライブ!】Aqours、今後の未来は

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毎年6月30日に必ずリリースされ、日曜リリース初の1位、オリコン1位獲得などさまざまなドラマを残してきたAqoursのClub CD。しかし、Aqoursがフィナーレを迎えたことで役目を終え、9年間続いたFCは終了。Aqoursがμ'sと同じレジェンド枠に入ったことを実感させられるさみしい別れとなった。

しかしそれでも、毎年Club CDについていた1年間のまとめとして、今年は代わりにライブBD『MEMORIES』がリリースされた。実は発売日は来週なのだが、オリコンの集計期間の関係により今週にずれてリリース。それでも0.3万枚と、フラゲ日の数字だけでは驚異的なスタートとなった。

フィナーレを迎えたとはいえ、今後もAqoursが出場するイベントは継続して予定されており、そんな次の未来を見据えた今回の作品は、多くのファンが買い求めただろう。ファンが居れば、いつでもAqoursは戻ってこれるのだ。

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