いつまで見下すのか。

昨日、第76回NHK紅白歌合戦の出場者が発表され、アニソン枠はほぼ全員紅白出場を決めた。ただ1組を除いて。真っ先に内定報道が出たはずのAiScReamだけが落選したのだ。またしても繰り返された悲劇にネットは炎上した。
目次
あまりにも不可解な結果、AiScReam内定からまさかの落選
またしても、声優の紅白出場の夢は絶たれた。今年を代表するヒット曲となったAiScReamの「愛♡スクリ~ム」。内定報道も真っ先に報じられ、歌詞のフレーズが流行語大賞にノミネートされるなど、本当に紅白に出る、という期待は高まっていた。
だが、きのう発表された紅白歌合戦の出場者リストに、AiScReamの名前はなかった。悲願の出場を果たした歌手のファンが歓喜する一方で、AiScReamの紅白を信じて待っていた人たちからは、「なぜ?」の声が広がった。
ほかの紅白内定者は全員当選
紅白出場に関する報道が出たアーティスト
| 歌手名 | 出場の 可能性 | 内定報道 | 実際の 結果 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 可能性 | 報道紙 | ||||
| 紅 | AiScReam | 7.9 B | 内定 S | スポニチ | 落選 |
| 白 | timelesz | 8.4 A | 有力 B | ニッカン | 落選 |
| 白 | &TEAM | 6.4 C | 内定 S | ニッカン | 出場 |
| 紅 | aespa | 7.7 B | 内定 S | スポニチ | 出場 |
| 紅 | ハンバート ハンバート | 8.2 A | 内定 S | スポニチ | 出場 |
| 紅 | FRUITS ZIPPER | 9.0 S | 内定 S | ニッカン | 出場 |
| 紅 | CANDY TUNE | 7.4 B | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 紅 | アイナ・ジ・エンド | 8.1 A | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 紅 | 岩崎宏美 | *.* E | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 紅 | Perfume | 9.8 SS | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 白 | M!LK | 6.5 C | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 白 | サカナクション | 8.8 A+ | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 白 | King&Prince | 5.8 D | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 白 | Number_i | 9.2 S | 内定 S | サンスポ | 出場 |
| 特 | 堺正章 | *.* E | 内定 S | スポニチ | 出場 |
多くのラブライブファンが落胆した最大の原因は、AiScReamに内定報道が出ていたことである。どのアーティストよりも先に内定報道を報じたのはスポーツニッポン。その記事を見たファンは「本当に紅白に出るんだ」と心を躍らせた。だが、幕が上がった紅白の発表の場に、3人の姿はなかった。内定報道は、誤報だったのである。
以前は、内定が出ても実際には出場しないことは珍しくなかったが、近年はファン感情や本人たちへの影響も鑑み、発表に際しては情報の裏取りが重視されるようになった。そのため、『内定』と書かれたアーティストは例外なく紅白に選ばれるようになり、誤報となるケースは『有力』レベルの不確かなものにとどまっている。
それを裏付けるように、今年『内定』が出たアーティストは、AiScReamを除いて全員が出場を果たした。落選したのはtimeleszもいるが、こちらは『有力』どまりであり、最後まで内定が出ていなかっため当てはまらない。『有力』などではなく、はっきりと内定と記事が出されたAiScReamの落選は、あってはならないこと。批判されるのは、至極当然の結果である。
過去にもウマ娘が内定報道から落選

今回の結果を見て、4年前の悲劇を思い出した人も少なくない。2021年に、ウマ娘もまた内定報道が出ながら、出場することができなかった過去があるのだ。そしてこの内定記事を出したのも、今回のAiScReamと同じスポーツニッポンだったのだ。
ただ、ウマ娘の内定報道はあくまで『有力』どまりであり、『内定』ではなかった。そのため、当初よりこれは飛ばし記事だろうと疑うファンも少なくなく、「やっぱりな」とあきれる声が多かった。だが今回は違う。『内定』ということは、もう確実に出るという確かな情報がなければ出すことは許されない。ラブライブファンの負った心の傷は、ウマ娘ファンの比ではないのだ。
落選理由は・・・あまりにも多すぎた『競合』アイドル
一方で、NHKがAiScReamを選ばなかったこと自体を批判する声も殺到しているが、それに関しては批判すべきではない。その最大の理由がアイドルの競合だ。今年はAiScReamとキャラがかぶる『カワイイ』をテーマにするアイドルが、FRUITS ZIPPER、CUTIE STREET、CANDY TUNE、SWEET STEADYのカワラボ勢を筆頭に、さらにときめき♡宣伝部、=LOVEとなんと7組も紅白候補に乱立していたのだ。
紅白の枠は限られており、似たようなアイドルを何組も出すことはできない。軽く20~30万の売上をたたき出すこれらの本職のアイドル相手にAiScReamは分が悪く、競合となれば選ばれない可能性がある、ということを第1弾予想で述べている通り、AiScReamの紅白出場は、これらとの戦いに勝つことが大前提であった。
今回の結果は、そのアイドル枠争いに勝ったのがFRUITS ZIPPERとCANDY TUNEだった、というだけに過ぎない。そのカワラボ勢すら、売上2番手のCUTIE STREETが落とされているのだから、相当狭き門であったことは明白。これでは落選しても仕方はない状況であり、あれだけ流行したのにAiScReamが紅白に出ないのはおかしい、という文句は筋違いなのである。
スポニチまさかの弁明記事、今度は『企画枠』だと発表
そしてこの事件は、まだ終わってはいなかった。なんと本日スポニチは、弁明ともとれる記事をアップしたのだ。そこには、AiScReamは企画枠で出場するという目を疑う内容が。あくまで企画枠なのでリストになかっただけで、内定報道自体は嘘ではないと弁明する記事をアップしたのである。
だが、これを見たファンは「苦しい言い訳」と受け取ったようで、また騙す気か、と怒りの声が上がっている。そもそも内定報道では「紅組で出場」と書いてあるため、たとえ『企画枠』での出場がウソではなかったとしても、紅組でない以上、間違った情報を記事にしたという汚点に変わりはないからだ。もちろん、企画枠出場が真実である保証などどこにもない。よほどスポニチはAiScReamの内定情報に自信があるだろうが、今回も信じるというファンはほとんどいないのも現実だ。
Twitterでは怒りの声多数
このように、発表直後からネットでは不満の声があふれた。さらにスポニチの苦しい『企画枠』記事が更なる延焼を呼び、大炎上状態になってしまっているのは残念の一言だ。
内定報道のランク
| 旧基準 | 可能性 C | 有力 B | 濃厚 A | - | 内定 S |
| 新基準 | 決定的 A+ |
この事態を受け、当サイトではこの悲劇を繰り返さないよう、来年度より内定記事では、スポニチの内定報道に限り、確定リストをもとに発表される当日のものを除く内定記事では、『内定』報道であってもSランクの『内定』とはせず、新たに新設するA+ランク『決定的』に降格する処分を下すことを決定した。来年以降も紅白予想は続けるが、誤った内定報道が予想的中率を下げている事実は重く、やむを得ないことを理解してほしい。

