ヒロアカ、堂々完結!

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2025/12/16付の週間シングルランキングが発表され、BUMP OF CHICKENが週間1位を獲得した。

【シングル】バンプ、『ヒロアカ』アニメ完結を週間1位で祝福!



今週をもって、10年近くに渡るアニメ『僕のヒーローアカデミア』が完結した。その最後の主題歌に起用されたのが、BUMP OF CHICKENの「I」。最終回の放送に合わせてCDがリリースされ、6.3万枚を売り上げて圧倒的な週間1位を獲得した。

オープニングのポルノに続いて、バンプも圧倒的な1位でヒロアカの完結に花を添えた。最終回ではほぼフルサイズでこの曲が流され、多くのヒロアカファンに印象に残ったことも、この売り上げにつながったことは間違いないだろう。

終盤まさかの大失速も、前作の売上を超えた!

BUMP OF CHICKENのデイリー推移予測・前作比較

SOUV 5.2万枚 5.6万枚 5.7万枚 5.8万枚 5.9万枚 6.0万枚 6.4万枚
5.7万枚 6.1万枚 6.2万枚 6.2万枚 6.3万枚 6.3万枚 7.1万枚

ヒロアカ最終回効果もあり、売上は前作のものをわずか2日で越える猛烈なスタートダッシュを決めた。ところが、3日目以降はまるで別人のようにまさかの大失速。4日間で2000枚にも届かないという信じられない失速で、後半戦はAve Mujicaに独壇場を許す結果となってしまった。

これは、今回のシングルがレコード会社の想定をはるかに超える需要があり、大規模な品切れを起こしてしまったのが原因である。前作の売上が6万枚であるため、6万枚とちょっとしか作らなかったのだ。ヒロアカ人気を見誤ってしまい、最終回が放送されたころには、CDショップにCDはなかったのだ。

しかし、その最終回効果は配信が受け止めてくれた。週末は先週の土日の倍以上の売り上げを記録し、CDが買えなかったファンは配信を買ったことがわかる推移となった。現代においてCDはあくまでおかげであり、メインはデジタル世代。それがバンプの強みだ。

Ave Mujica、バンプに完敗も来週首位の可能性が!

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一方、この圧倒的勝利の裏で涙をのんだライバルがいる。Ave Mujicaの「‘S/’ The Way/Sophie」だ。先週のMyGO!!!!!に続き、今週も運悪く最強クラスの一般アーティストと発売がかぶってしまい、全く勝負すらさせてもらえない完敗を喫した。

だが、その売上はなんと2.0万枚。バンプとさえぶつからなければ余裕で首位を取れるほどの圧倒的な売り上げをたたき出していたのである。バンプが品切れした終盤では完全に勢いが逆転し、後半戦はオリコンデイリーTOP3入りするなど1位を連発する、すさまじい粘りを見せた。

その勢いは週が明けた月曜も全く衰えておらず、なんと先ほど発表された月曜デイリーでは0.2万枚と、今作のデイリー最高売上を更新した。今週のシングルはまともな新譜が一つもないため、2週目で週間1位獲得の可能性が高まっている。今週は首位を取れなかった鬱憤を、2週目にぶつけることになりそうだ。

【アルバム】ナナニジ、またしてもはじき返されたオリコン1位の壁

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アルバムランキングでは、22/7の『ABC予想』が2.2万枚を売り上げ、2作連続の週間1位を獲得した。今週は一般アーティストのレベルが極めて低く、なんと初日からオリコンデイリー1位を獲得。ライバルもついていけなかったため、初のオリコン週間1位が早くも決まったか、に見えた。

だが、現実は厳しかった。たしかに『新譜』でナナニジのライバルはいなかったのだが、なんと9月発売の藤井風が先週末からの信じられない売り上げ上昇で猛追。あっという間にリードを失い、週末を待たずに逆転され初のオリコン1位は幻に消えた。

2年前の悲劇が再び繰り返された。当時もライバル不在で首位の筆頭候補とされながら、首位争いに敗れオリコン1位獲得に失敗。アルバムでこそ、と挑んだリベンジマッチだが、またしてもはるか高いオリコン1位の壁に跳ね返される形に。アニメランキングでは出せば必ず1位の無敵さを誇る彼女らも、所詮は井の中の蛙に過ぎないのである。

【今週のラブライブ!】蓮ノ空、8人での本当の実力は

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今週もチケットがつかないシングルをリリースした蓮ノ空。今週は恒例の4A面シングル、スリーズブーケ/DOLLCHESTRA/みらくらぱーく!/Edel Noteの「乙女詞華集/ガランドFlash/バイタルサイン/シアター生き様」だったが、その売り上げは0.4万枚。四捨五入した数字こそ先週のシャッフルユニットと同じ0.4万枚であるが、細かい数字で見るとなんと前作の初動からわずかに下がってしまったのだ。

本体のユニットであるにもかかわらずまさかのシャッフルユニット以下。それは、今回のユニット曲の評判がシャッフルユニットの話題性に負けていたことを意味する。5thライブで先行披露されるなど話題にはなっていたが、それが売り上げにつながらなかったのだ。

売上低下に歯止めかからず、蓮ノ空自体の人気に陰り

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初動3~4万を連発していた去年の冬のCD。その頃の熱意は今の蓮ノ空にはもうない。チケットがつかなれば全く売れないのが蓮ノ空の致命的な弱点である、というのは去年の12月の時点で指摘されていたが、その時のチケットなしCDの売上0.6万枚からさらに売り上げを落としているのだ。

これは、この1年で蓮ノ空の人気が3分の2に落ちてしまった、ということになる。それほど、卒業した102期生のファンの存在は大きかったのだ。102期生を慌てて復帰させる動きを見せているが、時すでに遅し。去ってしまったファンは、そう簡単に戻ることはないのだ。

異次元フェスの奇跡の爆発も、2年たてばその効力はとっくに失われる。今から異次元フェスやAiScReamのような外部のライトファンを動かす起爆剤が舞い込んでくれば話は変わるが、そんな絵にかいたような奇跡は二度は起きない。蓮ノ空が自ら変わらなければ未来はないのだ。

来週の注目新譜はトゲナシトゲアリ!

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2025/12/23付のアルバムランキングで首位を狙うのは、トゲナシトゲアリの『全部をさらして生きてやる』だ。既存曲をまとめたアルバムだった前作と違い今回は全て映画用に用意された完全新作。そのため、売り上げは前作から大幅に伸びることは確実の状況だ。2作ぶりの週間1位となるか、デイリーに注目したい。

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