最強の狼がランキングを制圧!
2019/10/29付のアニソンシングルランキングが発表され、MAN WITH A MISSIONが週間1位を獲得した。
また、デジタルシングルランキングでは、LiSAが4作連続で週間1位を獲得した。
目次
【シングル】無敵の狼!マンウィズ6作連続週間1位!
シングルランキングでは、MAN WITH A MISSIONの「Dark Crow」が2.4万枚を売り上げ週間1位を獲得。UVERworldと並ぶ出せば週間1位のトップクラスアーティストが、最初のアニタイから無傷の6作連続週間1位を達成した。
鬼門・NHKタイアップでも結果を残す!
MAN WITH A MISSION デイリー推移・前作比較
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 週 | |
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Road | - | 1.3万枚 | 2.0万枚 | 2.2万枚 | 2.4万枚 | 2.6万枚 | 2.7万枚 | 3.1万枚 |
Dark | 0.5万枚 | 1.3万枚 | 1.8万枚 | 2.0万枚 | 2.1万枚 | 2.2万枚 | 2.3万枚 | 2.4万枚 |
大ヒットととなった前作『ゴールデンカムイ』とは大きくタイアップ効果が異なるためさすがに売り上げは落としたが、それでも2.4万枚と非常に高い成績を残した。火曜日が祝日ということで、月曜日から新譜が登場する特殊週という条件もはねのけ、見事に自分たちの実力を見せることができたといえそうだ。
MAN WITH A MISSIONは、2013年の『ログ・ホライゾン』の初アニメタイアップから、一度たりとも首位を逃してない絶大な人気を誇る。オール1位を達成しているのは他にはUVERworldだけであり、まさにソニーの誇る二大アニタイエースとなっている。奇しくも、『ログ・ホライゾン』もNHKアニメ。CMを流せないため不利とされるNHKアニメでも売れる、その人気は本物だ。
【デジタルシングル】LiSA、週間1位も誤算だらけの悔しい結果に
LiSA デイリー推移・前作比較
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・週 | ||
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紅蓮華 | 2.4万枚 | 3.1万枚 | 3.7万枚 | 4.1万枚 | 4.5万枚 | 4.9万枚 | 5.3万枚 | |
unlast | 1.1万枚 | 1.5万枚 | 1.8万枚 | 2.0万枚 | 2.1万枚 | 2.3万枚 | 2.3万枚 |
デジタルシングルランキングでは、LiSAの「unlasting」が2.4万DLで週間1位を獲得。4作連続週間1位と人気は絶大だが、その数字はアニソン女王でトップをひた走るLiSAとしては信じられないほど厳しい数字となってしまった。
鬼門バラードでまさか半減・・・オリコン三連覇は幻に
これは現実なのか、と疑いたくなるようなこの結果。「アニソンのバラードは売れない」という定説を、これでもかと思い知らされることとなった。発売前、誰もが「ADAMAS」「紅蓮華」に続く3作連続オリコン週間1位となる可能性を疑わなかった。だが、この信じられない不調により、その夢は幻に終わってしまった。
LiSAを破りオリコン1位となったのは米津玄師の「馬と鹿」。通算10週目のオリコン1位という驚異的な記録を打ち立てた。ラグビー日本代表をたたえるかのようにテレビで流れまくったでデイリー序盤はすさまじい勢いを見せていたが、それがなくなった後半はそこまで圧倒的なペースではない。結果的に3万DLであり、いつものパワーロックで盛り上げるLiSAであれば、問題なく勝てていた状況だったのだ。
なんとか最低ラインの「Thrill, Risk, Heartless」の初動2.3万DLこそ超えたが、トップクラスの人気を誇るアニメでこの結果はあまりにも悔しすぎる。デイリーではすでに「紅蓮華」に抜かれてしまい、残念ながら、今回の曲はLiSAとしては売れる曲ではなかった、という結論に至ってしまった。
あまりにも暗い話題ばかりだが、それでも希望はあった。確かに30万ヒットをたたきだしたLiSAとしては売れなかったのかもしれない。しかし、はたしてアニソンで2万DLを軽々売れる歌手は、何人いるだろか。売れないバラードだからこそ、初動だけで2万DLを売り上げたLiSAの底力を垣間見える結果となったのだ。
【アルバム】Mマスが2年ぶりの週間1位!
アルバムランキングでは、THE IDOLM@STER SideMの『ALL nOR NOTHING』が0.6万枚を売り上げ週間1位を獲得。『THE IDOLM@STER SideM』にとっては、2017年以来2年ぶりの首位獲得となった。
今回は、来年3月に開催されるイベント 「THE IDOLM@STER SideM PRODUCER MEETING PRESENT FOR 315@MBITIOUS!!!!!」のチケット3次選考応募券が付属していた。チケット争奪戦による力が大きいが、すでにほとんどのファンがチケットを手にし、残り僅かな3次でも結果を出せたのはさすがの一言だ。ドームライブのチケット争奪戦での売り上げに期待が高まっている。
【今週のラブライブ!】これぞμ's伝説!チケット争奪戦は未知数の領域へ
アニメBDランキングでは、『ラブライブ! 9th Anniversary Blu-ray BOX Forever Edition』が2.1万枚を売り上げ週間1位を獲得。なんと、定価45000円の超高額BD-BOXが、2万枚を超えるという衝撃の結果となった。
さらに、廉価版の『Standard Edition』も0.5万枚となり、2作合わせて初動2.6万枚に。これは、BD-BOXとしては極めて高い数字であり、『涼宮ハルヒの憂鬱』に次ぐすさまじい記録である。様々な伝説を残してきたμ'sが、またしてもとんでもない伝説を打ち立てた。
一方でこの結果に、μ'sファンは複雑だ。それもそのはず、来年1月に開催される「ラブライブ!フェス」のチケット応募券が付属しているからだ。
当サイトが予想する推定座席割り当て状況
売り上げ | 推定割り当て席 | 推定当選率 | |
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サンシャイン先行 | 9.6万枚 | 39000席 | 40~50% |
虹ヶ咲先行 | 3.6万枚 | 10000席 | 30~35% |
μ's先行 | 2.6万枚 | 5000席 | 15~20%? |
合計 | 54000席 | - |
すでに2回の先行により、残された座席はもう多くないのだが、そこにこの想定外の高い売り上げとなってしまた。仮に割り当てが5000席だった場合、当選倍率はなんと最低でも5倍越え。最低でも25000円というあまりにも高すぎる値段により、複数応募はあまりにもハイリスクなため、ほとんどのファンが1枚での応募である可能性が高いからだ。さらに連番での応募をするファンもいることを考えるとこれが最後のチャンスであり、ファンはこのわずかな可能性に賭けている。この想定外の売り上げを見たファンによる買い増しがあれば、下手をすれば倍率10倍突破という絶望的な当選率となってしまうかもしれない。チケット争奪戦はもはや当選したら奇跡という、未知数の領域へ突入してしまったようだ。
来週の注目新譜はAqours&ヒプノシスマイク!
2019/11/5付のシングルランキングで1位を狙うのはAqoursの「KOKORO Magic “A to Z”」だろう。ゲームタイアップという不安要素もあるが、他にライバルは見当たらないため週間1位は確実だろう。今回のCDが今年のAqours最後のシングルとなり、2019年リリースの全シングルでのオリコンデイリー1位達成もかかっている。
そして、そんなAqours以上に注目が集まっているのがどついたれ本舗の『あゝオオサカdreamin'night』だ。ヒプノシスマイクは、前作で初動15万という信じられない数字をたたき出し、アニメファンの度肝を抜いた。今回も初のドームライブのチケット選考応募券が付属しており、すさまじい売り上げを出すことは間違いない状況だ。はたして、どれだけの売り上げを出すのか、明日のデイリーは注目必至だ。