マクロス、初の快挙へ!

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2020/05/27付のデイリーランキングが発表され、ワルキューレの「未来はオンナのためにある」が1.0万枚を売り上げ、シングルでは初のオリコンデイリー1位スタートとなった。さらに2位にはMorfonicaがランクインし、アニソンがオリコンデイリー1・2位独占を果たした。

ワルキューレ、史上初のオリコン週間1位へ!


史上初の快挙へ最高のスタートを切った。コロナショックにより、King&Princeをはじめ有力な一般アーティストがすべて延期となり、アニソンの独壇場となった今週、初日は言うまでもなくアニソンの新譜が上位を独占。アニソン頂上決戦の初日を制したのは、ワルキューレの「未来はオンナのためにある」だった。

衰え知らずの圧倒的人気!前作を超えるスタート!

ワルキューレのデイリー推移予測・前作比較

裏切らない 0.8万枚 1.2万枚 1.4万枚 1.6万枚 1.7万枚 1.9万枚 2.4万枚
オンナ 1.0万枚 1.8万枚 2.2万枚 2.4万枚 2.6万枚 2.7万枚 2.9万枚

当サイトの推定をはるかに超えるスタートとなった。なんと初日から1万枚を超える猛烈なスタートダッシュを見せ、前作を超えるペースとなっている。今回のCDは、夏に開催される2年ぶりの単独ライブのライブチケットが付属している。コロナにより開催できるか極めて不透明とはいえ、チケット効果は少なからずあったようだ。

そしてワルキューレの誇る配信での強さも健在。早くもiTunesで上位にランクインしており、明日強力な配信援軍が加わることは間違いない状況となった。明日以降の粘り次第では、初動3万に迫る売り上げになる可能性もありそうだ。

デイリー1位から逆転された苦い過去を払拭へ!

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初日からオリコンデイリー1位となり、週間1位の筆頭候補となったワルキューレ。過去、マクロスシリーズの作品がオリコン週間1位を獲得したことは一度もなk、このまま週間1位となればシリーズ37年目にして初の大快挙となる。

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一方で、オリコン1位とマクロスには、並々ならぬ因縁があった。過去に、オリコンデイリーで初日1位を獲得しながら、逆転されてしまい週間1位を取れなかった苦い過去があるからだ。2008年に発売された『マクロスF』のアルバム『娘トラ☆』は、初日からオリコンデイリー1位を獲得。当時のマクロスFはすさまじい人気を誇り、マクロスシリーズ初の週間1位は間違いないと思われていた。

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だが、その前の週に発売された竹内まりやのオールタイムベスト『Expressions』が2週目にもかかわらず13万枚を売り上げるという信じられない粘りを見せたため、初動10万枚を出したにも関わらず、まさかの逆転負けとなってしまった。さらに、発売日のずれがあったとはいえ、ワルキューレ自身もオリコンデイリー1位から週間1位を逃した経験もあったのだ。

だが、今回1位獲得となれば、その負の歴史に終止符が打たれることとなる。三度目の正直なるか、明日以降も圧倒したいところだ。

バンドリもシングル&アルバムで大躍動!

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一方、バンドリもシングルアルバムの両方で大躍動を見せている。どちらもオリコンデイリー2位ではあるが、明日以降のデイリー1位浮上へ向け、好調な位置でのスタートを切ったといえるだろう。

ガルパカバーアルバム、粘ってオリコン1位なるか?

バンドリ・アルバムのデイリー推移予測・前作比較

Vol.3 0.8万枚 1.3万枚 1.5万枚 1.8万枚 2.0万枚 2.1万枚 2.1万枚
Vol.4 0.9万枚 1.4万枚 1.6万枚 1.7万枚 1.9万枚 2.0万枚 2.0万枚

アルバム初のオリコン週間1位を狙う『ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.4』だが、初日はまさかのオリコンデイリー2位となった。圧倒的人気を誇る『ファイナルファンタジー』のサントラが、1万枚を超える売り上げでオリコンデイリー1位に躍り出たからだ。

とはいえ、1位との差は2000ほどとそこまで大差ではない。さらに『ファイナルファンタジー』のサントラは、一つの例外もなく初日に偏重しているため、明日以降はガルパが逆転する見込みとなている。明日のデイリーでオリコン週間1位の暫定1位に浮上するのは間違いなさそうだ。

初日で『2位』確定も、モルフォニカ好調なスタート!

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バンドリ・シングルのデイリー推移予測・前作比較

RAS 1.4万枚 2.1万枚 2.3万枚 2.5万枚 2.7万枚 2.8万枚 3.1万枚
Morfonica 0.6万枚 1.0万枚 1.2万枚 1.3万枚 1.4万枚 1.5万枚 1.7万枚

一方、鮮烈デビューとなったMorfonicaの「Daylight -デイライト-」。初日デイリーは0.6万枚と、予想よりやや低いスタートとなった。チケット付属とはいえ、チケットの対象のライブ全容が一切不明であり、現時点ではチケット目当てで複数購入したファンはほとんどいなかったようだ。これにより、残念ながら週間1位デビューの可能性は消滅。現実はそう甘くはなかったようだ。

早くも2位が決定したとはいえ、ここで泣いている場合ではない。初日自体は、バンドリ過去6バンドのデビュー作と比べるとかなり高めとなっている。デビュー作からなるべく高い初動を出し、その人気を少しでも見せたいところだ。

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