バンドリの夏!アニソンの夏!

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2020/08/20付のアルバムデイリーランキングが発表され、RAISE A SUILENの『ERA』が0.6万枚を売り上げ、2日連続でデイリー1位をキープした。また、デジタルシングルランキングでは、斉藤壮馬が3作連続の1位スタートとなった。

RAS独走!圧勝のウイニングラン!

RAISE A SUILENのデイリー推移予測・前作比較

DRIVE 1.4万枚 2.1万枚 2.3万枚 2.5万枚 2.7万枚 2.8万枚 3.1万枚
ERA 1.5万枚 2.1万枚 2.4万枚 2.6万枚 2.8万枚 2.9万枚 3.3万枚

RASもまた大きく初日に寄ってしまったが、昨日の予測よりは高めの0.6万枚と意地は見せた。CD単体での初動3万は厳しい見込みとなっているが、合算では問題なく3万枚に到達するものとみられている。2位以下とは大差をつけており、まさにウイニングランという圧倒的な独走態勢だ。

ここ最近のアニソンの傾向として、2日目に急落してしまうパターンが非常に多い。コロナショックにより店頭での購入が減り、予約や通販での購入が非常に多くなっているからだ。今回のバンドリアルバムシリーズに限らず、Aqoursなどの大物作品も軒並み同じようなパターンとなっている。コロナで価値観が大きく変化し、これからはこの推移が新時代の標準パターンとなっていきそうだ。

米津は急上昇、大金星はまさに奇跡の1日

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一方、昨日RASに大金星を許した米津は、昨日から1万枚をはるかに超える急上昇で売り上げが倍増。圧倒的すぎる推移で3週連続オリコン週間1位を決めた。RASがリリースされた昨日だけが極端に低いというデイリーとなっており、昨日のRASの大金星は、まさに奇跡だったことが証明されたのだ。

1日だけとはいえ、このような奇跡を呼び寄せたバンドリは、今年非常に運に恵まれるシーンが多い。コロナショックでライブができなかったり、韓国輸入盤に逆転負けなど悔しいパターンも多かったが、2階のオリコン週間1位獲得など、今年のバンドリはツイている年なのかもしれない。

アニソンの夏、それぞれの行方は?

これぞ人気声優!斉藤壮馬、3作連続1位スタート!

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これぞ若手男性声優のエースだ。斉藤壮馬の「Summerholic!」が0.4万DLを売り上げ、3作連続でデイリー1位を獲得した。初日売り上げこそ前作より下げてはいるが、今回は初の水曜日リリース。これまで週末のリリースが多かった斉藤が今回は集計期間に恵まれているため、最高初動の更新は間違いない状況だ。

一方週間1位争いは非常に混とんした状況だ。前作実績を考えると斉藤壮馬が1位になる可能性は低いが、ReoNa、LiSAの誰が1位になってもおかしくない状況となっており、最後まで首位争いは見逃せない。

死の週の壁厚く、Saint Snow火曜日まで結果お預け

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これが、「死の週」の洗礼だ。Saint Snowの「Dazzling White Town」は2日間で2万枚近い売上が推定されているにもかかわらず、2日連続でオリコンデイリー4位という悔しい順位に終わった。実際の数字が出る出ないの境目。明暗分かれる境界線に弾き飛ばされてしまっている。

唯一可能性のあったNMB48の急落だが、予想以上に粘ったため可能性は潰えた。これにより、Saint Snowは火曜日の週間発表まで、その正確な動向は全くわからない状況になった。いくら好調とはいえ、一般アーティストが強すぎればそれがわからなくなる。週間1位は確定している。数字がわからずとも粘り続け、週間発表でファンを驚かせる数字にできるだろうか。

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