Aqours、すべてを失う。

domes

Aqoursの2020年は再生の年ではなく、『破壊の年』となった。最後の希望、ドームツアーの中止が決まった。

Aqoursから笑顔消える・・・ドームツアー中止決定


Aqoursの2020年は、最悪の形で終わった。本日公式サイトが更新され、『Aqours 6th LoveLive! DOME TOUR 2020』の中止が発表された。コロナショックは止まることはなく、Aqoursから全てを奪い去った。逢田梨香子は言った。今年は「Aqoursの再生の年」になると。だが現実は、Aqoursは何もなすことはできず「破壊の年」となってしまったのだ。

来年再開催模索も、可能性は極めて厳しいか

gaku

最悪の結末を迎えてしまったAqoursも、理不尽で不本意な結末に満足しているわけがない。来年以降のドームツアー再開催を模索すると発表したものの、コロナショックは全く終息の気配はなく、その可能性は極めて厳しい状況だ。だが、たとえコロナショックに打ち勝ったとしても、再開催には多くの困難が待ち構えている。

ドームライブが幻に消えたのはAqoursだけではない。ジャニーズをはじめ、多くの歌手がドームツアーをできずに終わっているからだ。芸能界は力関係がすべてだ。ドームライブが開催されるにしても、まずはジャニーズや国民的歌手が最優先であり、数年先まで予約は満杯。地位の低いアニソンに5大ドームが回ってくる可能性などまずないのだ。アニソンはドームツアーなどできない――今後もこれは、絶対の定説となってしまうのだろうか。

代替無観客ライブ決定、Aqoursどん底からの再出発

決意の千歌

もちろん、夢物語だけで終わるAqoursではない。代替ライブとして、無観客ライブ『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours ONLINE LoveLive! ~LOST WORLD~』の開催が決定。日時は本来東京ドームの日であり、そのまま別会場へシフトした形だ。

もはや、ドームライブという箔を追うのは時代遅れなのかもしれない。これからはライブは無観客ライブがデフォルトとなっていくのだろう。すべてを失ったAqoursは、ここから再出発の一歩を踏み出すことはできるのか。

【デイリー速報】試練続きのアニソン、RASまさかの急落

20081911

RAISE A SUILENのデイリー推移予測・前作比較

DRIVE 1.4万枚 2.1万枚 2.3万枚 2.5万枚 2.7万枚 2.8万枚 3.1万枚
ERA 1.5万枚 2.1万枚 2.3万枚 2.5万枚 2.7万枚 2.8万枚 3.1万枚

アニソンに降りかかった試練は、チャートでも猛威を振るった。2日目は急落しつつも耐えていたRASだったが、3日目は昨日をさらに超える急落。なんと水曜デイリーの3分の1と、厳しい結果となった。これにより、CD単体での初動3万越えの可能性は消滅。コロナショックによる極端な初日寄りへの変化はますます深刻だ。

もはやアニソンが粘る時代は終わってしまったのかもしれない。明日以降も予想を超える急落が続けば、盤石のはずの合算3万も厳しくなってしまう。後半戦はなんとか耐えていきたい。

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